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●長期投資は結婚に似ている
速水氏の運用する社会貢献ファンド「あすのはね」は長期投資を基本としているファンドだが、速水氏にとって、長期投資とはどのようなものを指すのか聞いた。
「投資と結婚というのは非常によく似ていると思います」と、速水氏。
そして、両方に一番大事なのは「忍耐」だという。
速水氏は投資も同じだという。
「気に入って買った株がどんどん下がっていって、2,3年くらいもっていると、半値くらいになってしまっている。他の銘柄にしておけばよかったと後悔したりします。でも、ここで忍耐です。せっかく、何かしらの動機があってそれを選んだわけですからぐっと我慢する。日経平均やTOPIXがあがっていようと、NYがどうなってようと気にしない。そこを通り過ぎると、だいたいあがっていきます」
なるほど、たしかに結婚生活に照らし合わせて考えると、とてもよく似ている。
「完璧な人間同士が結婚するわけではありませんから、数年たてば相手のいやな面が見えてくる。互いに自分のことは棚に上げて、自分は大事にされていないと不満が出てきます。でも、そこをちょっと忍耐して、自分から変わる。すると相手も変わってきて、何かしてあげようということになっていくと思います」
そこの忍耐が足りない人が多いのです、と速水氏。
「結婚相手を選ぶ時、ただ見た目が良いからというだけでなく、この人とだったら40年、50年一緒にいてもやっていける、と考えて結婚するわけです。それこそが長期投資の考え方です。長い時間軸で見て、買おうと決断した会社の株なのですから、せめて2,3年くらいは売らずに我慢して。そこを通り抜けると、長期の目線で選んだ会社の株というのは、ちゃんとあがっていきますよ」
速水氏は笑いながら続けた。
「僕はね、投資で苦しいときは結婚生活のことを思い浮かべて、結婚生活で苦しくなってきたら投資でうまくいったときのことを思って、乗り越えるようにしているんです」
これは、皆さんもぜひ、参考にしてほしい。
※次回は長く付き合える会社の選び方、長期投資の際の心構えなど、お伺いする。
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