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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第49回
「運用野郎」の横顔:速水 禎 その2
 
 
(3/10)

●選ぼう、と思ってはダメ
 速水氏のファンド「あすのはね」は長期投資を基本にしているファンドだ。
長期投資にふさわしい優良な会社を、速水氏自身はいったいどうやって選んでいるのか。
それを聞くと、実に速水氏らしい答えが返ってきた。
「一生懸命に選ぼう、選ぼうとすると大抵失敗します。僕は日常生活で、自然と向こうから近づいてくるような会社を選ぶようにしています。自分の波長に無理なくあうような、そのような会社ですね」
 少し禅問答のようになってきた。
速水氏は本屋や図書館での体験を例に挙げて説明をしてくれた。本屋や図書館に行くと、たくさんの本が並ぶ中、ふっと気になってなにげなく手に取る本がある。目的の本を探しているのに、それよりも先に目に入ってくる本がある。そのような感覚だという。
「投資するべき会社も同じ。向こうから自然にやって来るのです。それに従ってその会社の中身を調べていくと、結構いいじゃない、ということが多いのです」
 儲かる会社はどこだ、どこだと、血眼になって探して投資をしても、大抵は失敗するという。あくまでも「自然体」というところに速水氏はこだわるのだ。
「ああだ、こうだと、みなさんうんちくを語るのですが、結局、株式投資は安く買って高く売る。これだけの話です。でも、それが難しいのです。多くの人が、安いものを高いと感じ、高いものを割安だと見てしまうのです」

 

 

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