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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第49回
「運用野郎」の横顔:速水 禎 その2
 
 
(9/10)

 介護でも良い会社があるという。この業界は利益がでないというのが通説になっているが、徹底的に効率化して成長している会社だ。
「介護保険制度を乱用して、機械的にいらないサービスまで高齢者に押し付ける業者が多い中、ここは高齢者ひとりひとりの声を聞いています。お風呂に入れるといっても、毎日入りたい人もいるけど、中には週に3日でいいっていう人もいる。昼をしっかり食べたいけど、夕食は食べなくてもいいという高齢者もいます。ひとりひとり、きめ細かくやっていると、お客さんの満足度が上がるのはもちろん、余計な作業が減ったぶん介護士も効率よく動くことができ、結果、たくさん稼いでもらうこともできるのです」
 多くの介護ビジネスの会社は、高齢者を介護しようとやっきになっているが、この会社は介護しないことが、人間の普通の生活なのだと言っている。高齢者だって本当は自分でなんでもやりたい、介護などされたくないはずだと。そういう気持ちを理解しながら、手の届かない部分をサービスしているという。
「例えば、新聞を持ってきてくれるのは親切なように思えますが、自分で階段下りて、郵便受けをのぞくのを楽しみにしている高齢者もいます。新聞が来ていたり、手紙やはがきが届いたり、それを取るのが生きがいだという高齢者もいるのです」
ちょっとした事ですぐ介護するのは、本人も実は不愉快なのだということを前提としているのだ。こうした誠実な経営をしている会社を見つけて投資をしていきたいと、速水氏は語る。

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