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「今、本屋に行って投資の本を見るとハウツーものばかりが目に付きますね。いくら儲かる、すぐに儲かると書いてある。そういった本が並ぶコーナーにはお客さんがいますが、アカデミックな投資理論のコーナーは閑散としていますね。今、堅苦しい本はだれも買わないんです。出版社も分かっているから、ますます「儲かる」本ばかりになります。小説でも純文学だと売れないけど、大衆小説だと売れる。音楽もクラッシックはダメだけど、ポップスだとミリオンセラーになる。インベストライフも、澤上さんの儲かる銘柄コーナーとかやったらもっと増えるかもしれない。でも、それをやらないのがインベストライフなんですね」
インベストライフ誌を読んでいると「儲ける」という言葉は出てこない。儲けるという言葉を辞書で引くと、@(思いがけず)利益を得る。とくをする。「株で―・ける」。と説明されている。
時間を見方につけて、応援したい企業に投資をした結果、いつのまにか資産が増えているという姿を目指すのがインベストライフ流だ。そのようなプロセスで得た利益は、企業を応援したことに対する正当なリターンであって、決して(思いがけず)得をした、という性質のものではない。
だから、インベストライフには「儲ける」という言葉がでてこないのだろう。
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