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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第52回
「運用野郎」の横顔:伊藤宏一 その1
 
 

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●運用野郎8人目 伊藤宏一氏
 運用野郎シリーズもようやく最後のひとりにたどり着いた。ご登場いただくのは伊藤宏一氏だ。インベストライフ誌の編集主幹として、創刊号から関わっている。伊藤氏の経歴は以下の通り。

法政大学大学院哲学専攻博士課程修了。1993年、生活者のライフプランを経済的側面から支援する「ライフプラン倶楽部」を設立。企業・労働組合等でセミナーやマネー相談を行う。また、NPO法人日本FP協会常務理事としてFP教育を推進。新聞やマネー雑誌に数多く執筆。幸福論などを元に、生き方と経済を結びつけたマネー哲学、ライフデザイン論を展開。千葉商科大学大学院教授(ライフプランニング論)、ソニー株式会社FP相談室顧問。日本FP協会常務理事、CFP・税理士。

●哲学の道からFPの道へ
「本当は僕は哲学者になりたかったのです」
伊藤氏はこのように話し出した。
「大学院まで哲学の勉強をしていました。カントとかハンナ・アーレントなどの思想を学んでいました。でも、それを続けることができなくなったのです」
伊藤氏の父親は公認会計士で、会計事務所を持っていた。好きなことをやってもいいが、税理士の資格だけは取ってほしいと言われていたという。しかし、伊藤氏は哲学の勉強に没頭し、それを先送りにしていた。
「大学院のドクターコースの年末に父親が倒れまして、長男の僕があとを継がなければいけないということになりました。しょうがないなという気持ちでした」
 猛勉強をして税理士の資格をとったものの、哲学の道をあきらめるつもりはなかったという。リハビリをしながら復帰してきた父親とともに税理士の仕事をしてみたが、どうもしっくりこない。
「税務って、過去会計の仕事。他の人がやったことの後始末なのです。それが肌に合わないところがありました」

 

写真撮影:内田裕子

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