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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第52回
「運用野郎」の横顔:伊藤宏一 その1
 
 
(11/11)

 この調子で行けば、化石燃料は21世紀中にはなくなる。化石燃料が無くなるのが早いか、温室効果ガスが地球上を覆って、大規模な気象変動が起こるのが先か、そういう心配があると伊藤氏。
「先進国は助かるかもしれないけれど、それこそ、貧しい国は対処のしようがない。今だって、南太平洋で水没している国がある。今、世界全体の中で日本はどういう成長を選択するのか。世界中の人たちがよりよく暮らすのには、どうあるべきなのか、日本は真剣に考える責任があると思います」
 もっと、広い視野、長い時間軸、高い立場で日本の未来を考えていかなければいけないのだ。
「もう、目先のリターンに飛びついている場合ではないと思います」
 伊藤氏は団塊の世代の人たちに注文をつける。
「団塊の世代は、リタイアして好きなことをやれる時期に、地球環境が大きな社会問題になってきます。そこを考えなければいけません。どんな投資が好ましいのか。単純成長論は通用しなくなると思います。持続可能な社会を実現するにはどうしたらいいのか。そういう本質的な問題意識をもって投資も考えなければいけなくなってくると思います」
理念に基づき、豊かさや幸福の価値観をしっかりと持ったうえで、投資行動がそれに矛盾しないようにしなければならないのだ。
次回は伊藤氏にお金の価値、長期投資の本質、そしてSRIとは何か、を伺う。

 

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