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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第53回
「運用野郎」の横顔:伊藤宏一 その2
 
 

(1/9)

●金融哲学に関する教育の重要性
 私達は毎日のようにお金を使っている。資本主義経済においては、すべての行動にお金がついて回る。お金のために働き、お金のことで悩み、お金で幸せを感じる。
 人生に密接にかかわっているお金だが、その本質をわかっている人は意外と少ない。
言うまでもなくお金というのは、お金そのものには価値があるわけではなく何かに交換してはじめて価値が生まれるものなのだ。しかし、ただやみくもにお金を貯めることだけに終始している人が目立っているような気がしてならない。

 そのような状況について、伊藤氏はこう話す。
「最近、日本でも金融教育が盛んになりましたが、行われているのは、知識の教育とスキルの教育ばかりなんです。でも、もっと大切なことがあるのです。それが金融哲学に関する教育です。」
 伊藤氏は毎夏「キッズ・マーケット・キャンプ」というイベントの中で、子どもに、お金の哲学に関わる「お金の真の価値」を教えている。
「子ども達に100円玉が落ちていたら拾いますかと聞くと、誰も手を上げません。では1000円札ならどうするかと聞くと、今度はみんなが拾うと答えます。なぜ100円は拾わないのと聞くと、だって何も買えないもん、と。そうではないということを教えます」

写真撮影:内田裕子

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