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講師紹介


内田裕子(うちだゆうこ)

玉川大学で演劇を専攻。卒業後、大和証券に入社。トレーダーとして、エクイティマーケットの第一線で現場を経験。その後、同社の社内TV放送「大和サテライト」のキャスターに抜擢され、広報部へ異動。マーケット情報番組や経営者との対談番組等へ多く出演する。その後、大和インベスターリレーションズで企業IRのコンサルティングを行う。
2000年、財部誠一事務所へ移籍。経済ジャーナリストとしての活動を始める。現在は単行本、雑誌、メルマガ等に精力的に寄稿しながら、TV、ラジオ、講演会でも活躍中。

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  ■第53回
「運用野郎」の横顔:伊藤宏一 その2
 
 
(4/9)

●SRIファンドに投資をするということ
 SRIとは、Socially responsible investmentソーシャリー・レスポンス・インベストメント。社会的責任投資のことだ。そして、高い理念を持って社会貢献をしている会社を選りすぐって投資をする投資信託、それがSRIファンド(社会貢献ファンド)だ。

 伊藤氏は新しいSRIの考え方を紹介してくれた。
「最近、国際的に見るとSRIのSはSustainableサスティナブルのSだと言う人が出てきました」
 サスティナブルとは「持続可能な」という意味。では、サスティナブルな企業への投資とはどういうものか。
 企業は社会や消費者・生活者に受け入れられてこそ、存在する基盤も持続的な利益成長も得られる。企業が多くのステークホルダーに「末永く存続してもらいたい」と思われるには、高い理念を持ち、それを実践し続けていかなければならない。
それは地球に、社会に、人に優しい会社であることが前提だ。そのような意識の高い企業を長期間にわたって、投資を通じて応援していこうとするのが、サスティナブル・レスポンシブル・インベストメントだ。投資運用というリスク・リターンの世界で、持続的に投資収益を手にしていくのは至難の技だが、そういった企業の長期的な成長とともに、自分の財産づくりを進めていくというのは、悪い話ではない。
「そういう思いをサスティナブルにこめて、投資をすることをSRIと言っているのだと思います」
 そもそも、SRIという概念は、宗教上の理由で、酒、タバコ、ギャンブル産業には投資をしないとか、軍需産業は対象外にするとか、ネガティブスクリーニングから出発しているものです、と伊藤氏。
「それがサスティナブルという言葉になれば、一転ポジティブになります。地球環境に関心のない人はあまりいませんから、今後広がりが期待できるコンセプトになってきていると思います」

 

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