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「ファーストエイジ・セカンドエイジはまずお金を積み立てて増やしていくことが必要です。そこでは複利効果を活かさなければいけません。サードエイジでは、お金を上手に使っていくことを考えていきます。その時は、毎月分配金が出る投信を使うこともひとつかもしれません。」
人生の行き着く先に安定安心を求めるということであれば、それを実現するためのライフプランを考えたとき、それは長期投資にならざるをえない。そうなると、目の前にあるお金をどんどん使ってしまってはいけないということがわかってくる。
伊藤氏は老後資金を考えるときのひとつのモデルを教えてくれた。
「日本の男性の平均寿命79歳、女性で87歳。夫が会社員、妻が専業主婦で、40年間、夫が厚生年金に入っていた場合、夫婦でもらえる厚生年金は23万円くらいです。これは最低のラインですので、ゆとりある生活をしようとすると、そこに10万円くらい上乗せしなければいけません。60歳の時、貯めたお金が2000万円あったとします。運用をしないで月10万円ずつ使ったとしたら、77歳でゼロになってしまいます。だから運用は不可欠なんです。生活費が底を付くという不安感から開放されるためには、運用が絶対に必要なのです。2000万を5%で運用すれば、税引き前で年間100万のリターンがあります。6%で運用したら120万円。年間120万円だけ使っていれば、2000万円はまるまる残るわけです。これは安心ですよね」
日本人は長生きだ。日本には100歳以上の人が2万人以上もいるという。私達は何歳まで生きるか分からない。不安な気持ちで長生きするのと、安心して長生きするのと、どちらがいいのか問われたら、それは考えるまでもないだろう。
「人生すべてを幸せなものにするには、運用は不可欠であり、長生きの生活の基盤を作っていくためには、長期投資が不可欠だというのが、僕の立脚点なのです」
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