初級者・連絡の仕方

拓之信

連絡とは、広ーい意味での情報じゃ!
指示・命令を適切に行うためには、タイムリーな連絡は不可欠じゃのう。


連絡の手法
連絡の方法にもいろいろあるぞ!
お主はうまく、使い分けておるのかのう?

連絡の手段は、対象・内容・緊急度・重要度によって異なるため、意思の疎通を図るには次に挙げる内容により使い分けるのじゃぞ。

簡単なもの、急を要するもの
この場合、形式は問わない。口頭・電話・ファックス等で必要なことを素早く連絡する。

多数の者に知らせるとき
朝礼や終礼、会議等の人が集まるときを利用するか、掲示や放送、社内報などを利用する。

文書によるとき
文書による連絡が必要なのは、次の場合である。

  • 数字を伴うもの
  • 方針に関するもの
  • 重要なもの
  • 複雑なものは、回覧や通達、稟議の形にする
  • 記録を残す必要があるもの(対外文書や会議議事録等)
  • 伝言だけでは、間違いが起こる恐れがあるもの
  • 所定の様式が決められているもの
  • 制度化されているもの(定例報告や日報等)
  • グラフや図表等を示す必要があるとき


連絡をめぐる問題点
連絡・報告はこうあるべきといっても、
なかなかうまく運ばないものじゃのう。

次に挙げるのは、一般的な問題点じゃ!

  1. 多すぎる連絡、分かりにくい連絡
    • 情報の整理がされておらず、根本の情報がはっきりしていない。
    • 文書の表現が適切ではなく、真意が誤解される。
    • 文書で連絡すれば、責任完了と考えている。
    • 目的・ねらい・重点の明示がない。
  2. 事実と違う連絡
    • 連絡の方法が決まっていない。
    • 所定の様式がない。
    • 理解力と表現力に問題がある。
    • 復唱が不徹底である。
    • 指示されても、メモをしない。
  3. タイミングを逃した連絡
    • 連絡に時間がかかる。
    • 回覧が遅く、最後まで回らない。
    • 連絡が早すぎて、肝心なときには忘れてしまう。
    • 連絡しても返事がこない、結果報告がない。
    • 内容を理解せず、ただ連絡を回しているだけ。

注意!!
指示する者自身が、何のためにそれが必要なのかを理解していないため、不必要なことまでも、部下に報告・連絡させている場合もあるのじゃ。
これは、情報が多ければ、良い情報だと誤認して仕事をしていることが原因じゃ。連絡は回数ではないぞ!