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稟議書は日本的経営の特徴のひとつであり、意思決定をスムーズに行うための「根回し」の一種とも言えるのう。
根回しなどと言うと響きが悪いが、事前に関係部署間で十分に協議し、あらかじめ合意をとっておくことなども必要じゃ!
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稟議書
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稟議書が通るまでには時間がかかるのう。
じゃが、案件を実現したいという気持ちを忘れないようにな |
稟議書は、社員が自分の権限で決定できない事項について、上司や組織の上層部の承認を求める場合に作成する文書である。提案された稟議書は合議先の押印がされ、最終的な決裁者によって決裁印が押されると、効力が発生する。
会社によっては「起案書」「伺い書」「回議書」等という場合がある。
メリット
- 稟議制度においては、意思決定に長い時間がかかるが、その間に組織内におけるコンセンサスが醸成されるため、ひとたび決定されると、極めて迅速かつ効率的に実施することができる。
- 稟議制度は、問題を解決することに焦点を合わせているため、ひとたび問題が明確化されると組織内メンバーは、その決定について取るべき一定の態度や行動が明確になる。
デメリット
- 提出された提案は、複数の階層における多数の管理者が、個々に検討して承認するため、手間と時間がかかりすぎる。
- 社長が意思決定するにあたり、自己判断を下す余地はほとんどなく、集団による決定を正当化するだけである。従って、この稟議制度のもとでは、厳密な分析による意思決定が困難である。
書き方のポイント
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稟議書は会社で様式を統一しておると思うが、
一般的なポイントを挙げておこうかのう。 |
稟議書は様式を統一している会社でが多く、基本的にその各項目を埋めていけば完成するようになっている。一般的なポイントは次のとおり。
1. 構成の組み立て
構成は大きく次の3つに分けて考えることにより、読み手である上司等が、判断するために必要な情報を十分に提供できる。
●決裁を求める事項
●起案した理由
●期待できる効果 |
2. 具体的に書く
決裁を求める事項というのは、モノを購入する、ヒトを動かすといった具体的な行動を伴うことが多い。従って、稟議書を作成する場合にも、表現は具体的な方がよい。
3. 裏付けとなるデータを添える
何かを決定する場合には、必ず理由がある。「何のために」「なぜに」ということを具体的に書く。それを裏付けるデータがあれば「別途」と記し、別紙に要領よくまとめる。
4. 成果の予測がキーポイント
実施により期待できる成果や効果を予測し、見解を述べる。この予測が一番重要である。データがなく主観的にしか書けない場合は「事務効率化に役立つと思われる」といった表現でよい。この項目が採否の分かれ目となることが多い。
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