中級者・5Sとは

いやいや拓之信 「5S」とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)の5項目の頭文字をとったものじゃ!!
だから何? とお主は思うかもしれんが、この「5S」が欠如しているとさまざまなトラブルを引き起こすことにもなりかねんのじゃ。
お主だって、汚い職場よりきれいな職場の方が良いじゃろ?

5Sの意味!
5Sは整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったものじゃ
5Sを心掛けると仕事の効率も良くなるのう。
5Sが欠如していると、さまざまなトラブルを招くぞい!
歩けばすぐ物にぶつかる、必要な書類は見つからない……。こんな調子では、仕事の効率も悪いのう。
まずは、5Sの意味から説明しようかのう。

5Sの意味!!

整理 …… 必要な物と不要な物を区別し、不要な物を処分すること。職場には必要な物以外は、一切置かない。
整頓 …… 必要な物が誰にでも、すぐに取り出せる状態にしておくこと。探すムダを省く。
清掃 …… ゴミなし、ヨゴレなしの状態にすること。職場も設備もピカピカに磨き上げる。
清潔 …… 整理・整頓・清掃を徹底すること。この3つを実行することにより、清潔な職場環境を保つことができる。
躾 ……… 決められたことを、決められたとおり正しく実行できるように習慣づけること。作業は決めた基準どおりに実行する。

5Sの効用!
5Sは理解できたかのう。
お主もできるところから始めるのじゃぞ!
三日坊主にならんようにな!
5Sの推進で、仕事の効率がどう変わるのか。5Sの5大効用はこれじゃ!!

Sales(販売力の強化)
きれいな工場や事務所は、それだけで売りもの。クチコミなどで大勢の人が工場や職場見学に来るようになったり、このようなところに注文を出したいという業者や働きたいという人も増えてくるはずである。

Saving(節約)
工具や消耗品、時間まで節約できる。機械や備品の耐久年数も延ばすことができ、総合的なコストダウンが可能だ。

Safety(安全)
広く、明るい、見通しの良い職場づくり。機械の点検、服装や保護具による職場安全確保。

Standardization(標準化)
職場の全員が決められたことを正しく実行する。品質、コストは安定し、不良率0%を目指す。

Satisfaction(生き生きした職場づくり)
トラブルのない、風通しが良い明るい職場づくり。みんなでやれば、何でもできるという生き生きした職場づくり。

注意!
5Sは単に掃除を徹底することではないぞ!!
成長企業の条件に挙げられる「当たり前のことを当たり前にできる」ということは、簡単なようでなかなか難しいものなのじゃぞ。