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講師紹介
グローバルタスクフォース株式会社

世界18カ国の主要経営大学院が共同経営する、35万人のMBA公式同窓生組織の日本支部。日本ではエグゼクティブサーチサービスに加え、雇用の代替としての非雇用型人材スカウトサービス「エグゼクティブスワット」を世界に先駆けて展開。多くのプロジェクト実績を持つ。 また、ビジネスリーダー候補の支援を目的に、WEBサイト「日経Biz GTF」を日経グループと共同で運営。著書に『通勤大学MBA』シ リーズ(総合法令出版)、『図解 わかる!MBAマーケティング』(PHP研究所)などがある。

【質問はこちらまで】
wednesday@bizdo.jp


 
■ 第16回
戦略営業プロセス3
〜提案(1)
 
 

 消費財の売上げに影響を与える要素を分解してみると、

(1)どの小売りチャネルに採用されるか
(2)そのチャネルの持つどの店舗に入るか
(3)その店舗の中でどのくらいの棚シェアをとるか
(4)棚のどの位置におかれるか
(5)どのくらい商品が試し買いされるか 
(6)どのくらいリピート購買されるか・・

などざっと考えても6つの要因に分解できます。

 そのうちブランドが直接関係してくるのは(5)のどのくらい商品が回転するかです。(間接的にはブランドは他の要素にも影響しますが)このように課題の因果関係を分解して原因究明をしてみると実は売上げ減少の主要な理由は、置いてもらう棚の位置が以前より悪くなり、そもそも顧客に存在が認識してもらえなかったということだったとします。

 その場合、ブランドよりも店舗内でどうやってよい棚の位置に置いてもらうか重要な課題になり、『ブランドの弱さ』を最重要課題であると認識していたときとは対応策はちがってきますね。このように客観的に顧客の課題を整理することが提案作りの第一歩です。

 このように、提案の前提が間違っていると、いくら提案そのものが間違っていなくてもお客様にとっての効果が出ず、「結果的に成果の出ない不適切な営業」をしていることになってしまい、継続的にお客様と長期の信頼関係を築くことができません。

 

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