寒い季節になると自然と増えてしまう電気料金。その節約方法については、いろいろなアイデアがテレビや雑誌で特集されていますよネ。でも逆に情報が氾濫しすぎて「一体どうすれば節電できるの?」という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は節電のための基本テクニックを紹介していきましょう。
■電気料金を減らしたいなら、契約アンペアの見直しを!
まず簡単にできる方法から。電気料金を減らしたいなら、契約アンペアの見直しをするのが有効です。契約アンペアが下がればそれだけ基本料金が安くなるんです。たとえば、東京電力の場合、60Aでは基本料金は1560円ですが、40Aでは1040円。これだけで月々520円もおトクになります。ただし、契約アンペアをあまり下げ過ぎるとブレーカーが頻繁に落ちてしまうので注意しましょう。特に暖房などで電気の消費量が多くなる、冬場は要注意ですね。
■暖房器具でもっとも節約になるのは、ズバリ石油ストーブ
冬場、最もお金のかかる暖房費について考えてみましょう。暖房器具でもっとも節約になるのは、ズバリ石油ストーブです。さまざまな製品がありますが、もっとも光熱費が多い順に並べてみましょう。(光熱費は1日6時間を1カ月間毎日使い続けた場合)
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順位
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暖房機具名
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コスト
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1
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エアコン |
電気代 約6000円 |
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2
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セラミック ファンヒーター |
電気代 約5000円 |
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3
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ガスストーブ |
ガス代 約4000円 |
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4
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石油ストーブ |
灯油代 約2000円 |
というわけで、ダントツおトクな暖房器具は石油ストーブ。もちろん、機種などによる違いはありますが、それにしても他の暖房器具の半分以下で済んでしまうのは魅力的。
次にこたつとホットカーペット、どちらが電気代を節約できるか、検証してみましょう。一般的な500Wのこたつと3畳用のホットカーペットを比べてみます。1日6時間を1カ月間毎日使い続けた場合、こたつのほうは約2000円、ホットカーペットは約3000円となり、こたつのほうが断然おトク。さらに、こたつは、掛け布団にプラスして毛布を掛けて、マットをキチンと敷くことで電気代が15%も節約できます。また、すでにホットカーペットを使い慣れているという人にオススメなのが、マットやアンダーフェルトを敷く方法。床に直接ホットカーペットを敷くよりもナントも20%も消費電力が節約できるんです。同じアイテムも使い方次第で節電は可能なんですね。
■冷蔵庫は7割程度の詰め具合に抑えよう
電化製品の中で最も電気料金がかかっているのが冷蔵庫。何たって365日24時間フル稼働していますからね。冷蔵庫の中がギュウギュウ詰めだと、冷気が通りにくくなって冷蔵庫は自動的に電気のパワーをアップ、電気代もその分、余計にかかってしまいます。効率よく冷やすためには7割程度に押さえることが必要。それに庫内がスシ詰めにしていると、どこに何があるのかわからず食材をムダにしてしまうことも。節電、食材のムダを防止するためにも庫内はスッキリとしておきましょう。
また庫内の冷気をキープするために、開け閉めの時間をできるだけ短くすること、熱いモノはしっかり冷ましてから入れることが基本です。冷蔵庫に詰め込みすぎず、開閉を少なくし、開けている時間を短縮した場合、1カ月で約200円節約できます。
■使わない電気製品はコンセントを抜いておく
続いて照明の損得勘定。どちらがおトクか、意見の分かれることの多い電球型蛍光灯と白熱灯。ズバリ、おトクなのは電球型蛍光灯です。商品自体のお値段としては、電球型蛍光灯が約1500円、白熱灯が約150円と白熱灯に軍配が上がります。しかし、寿命は電球型蛍光灯は約3年なのに対し、白熱灯は約半年。また消費電力の面でも、60Wの白熱灯と同じ明るさを15Wの電球蛍光灯で得られるんです。
「待機電力(使っていなくても消費している電力)」を減らすのも効果大。テレビの場合、リモコンで消したつもりでも、主電源から切らないと電気が消費されています。日常使わない電化製品はコンセントから抜いておきましょう。使わない電化製品のプラグをコンセントから抜いた場合、1カ月で約300円節約できます。なお東京電力のホームページでは、「あなたの省エネ度チェック」という機能があります。用もないのに冷蔵庫を開けるか、電子ジャーを長時間保温しているかなどのチェック項目があり、合計点がそれぞれの家庭の「省エネルギー可能ポイント」となります。ちなみにワタシはゼロ点でした。
http://www.tepco.co.jp/life/custom/dsm-center/energy_c/check-j.html
イタズラで質問項目のすべてに電気代をムダに使っている答えを入力してみたら、上手に省エネルギーをすることで、節約できる電気代は1年間で最大約1万7480円、減らせるCO2は1年間で最大約265kg/kWhという結果になりました。この差は大きいですよね。
また毎月、ご自分のご家庭でどのくらい電気を使っているのかチェックすることも大事。東京電力のホームページでは「電気のシェイプアップカルテ」というサービスを行っています。会員登録すると、毎月の電気使用量2年分と同じ契約容量の平均使用量(東京電力サービス区域内)をグラフにした『電気のシェイプアップカルテ』を見ることができます。
■究極の節電法は「太陽光発電」の導入
究極の節電法は「太陽光発電」を導入すること。地球中に降り注ぐ太陽エネルギーはたった1時間で全世界の消費電力1年分の量に匹敵すると言われています。この太陽の光エネルギーを電気に変えるのが「太陽光発電」。屋根にソーラーパネルが付いている家を見掛けることがありますよね。電気を家庭で賄うことができ、さらに余った電気は電力会社に買い取ってもらう事ができます。節約だけでなく収入にもなるまさに一石二鳥。
個人で導入する場合、工事費が平均で200万円ぐらいかかるのがネックですが、補助金制度を活用すれば、コストダウンできます。財団法人新エネルギー財団に申請すると、太陽電池出力1KWあたり9万円を補助してくれます。平均的な3KWの場合、27万円補助金がもらえるというわけです。また地方自治体でも設置助成制度を導入しているところが増えています。
寒さも本格的になってくるこれからの時期は、特に電気代がかさむので注意して使うようにしましょう! |