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講師紹介


長田イク子
(おさだいくこ)

196●年生まれのO型、青森県出身。何事も体当たりでチャレンジする熱血FP(ファイナンシャルプランナー)。FPになる前は放送作家という彼女が、結婚を機に、住宅ローン、夫の生命保険の見直しを進めるうちに、お金のことに目覚め、FPの資格を取得したという異色の経歴を持つ。「若い女性の目線で経済を語りたい!女性の財布を守りたい!お金を効率よく殖やして、この平成大不況を、したたかなウーマンパワーで吹き飛ばそう!」の合言葉をモットーに、So-netの「平成おんなの金融道」をはじめ、各種メディアで活躍中。



   ■第19回    
4月は蓄財の王道「積立」を始める絶好のチャンス。
小さな事からコツコツと(by西川きよし)、
堅実に貯める「社内貯蓄」「財形積立」「るいとう」「投資信託」の大特集!
積み立ての王道は“継続”。
“継続”こそ力なり!
 

 

 今から初任給を心待ちにしている新入社員の方も多いことでしょう(気が早すぎ?)。何といっても新鮮な気分になる4月は、蓄財の王道「積立」を始める絶好のチャンス!そこで今回は、コツコツ堅実に貯める「社内預金」「銀行貯金」の大特集で〜す。

 積立というと、つい敬遠しがち。でも「積立」を継続させるのは実は簡単!生活習慣の一部にしちゃえばよいのです。それには、「余った分を積立しよう」なんて甘い考えは禁物。まずは“積立ありき”で、残った金額で生活するように枷(かせ)をはめるのです。最初はツライけど、慣れてしまえばしめたもの。あとは継続あるのみ。「来月から」なんて言ってないで、さっそく今月(今日!)から、ガンガン貯めて行きましょう!

■積み立ての王道は“継続”!“継続”こそ力なり!!

 積立は何よりも継続することが大事。でも貯蓄オンリーじゃ、「何だか楽しくない」と嫌気が差して、「メンドくさい、やめちゃえ」ってことになりかねません。それを避けるには、しっかりとした積立の目標を持つこと。「家を持つために頭金を貯めるんだ」という壮大な目標でもよいし、「100万円貯めて、海外旅行じゃ〜!」というのもよし。目標があれば、日々の不自由も何とか我慢できますよ。

 またライフスタイルを見直すことも大切。無駄な出費がないか、不相応な保険に入っていないか(保険金額が大きく満期が長いものなど)、これを機に家計を見直してみましょう。生活費の削れる部分を徹底的に削ったら意外とラクに積立が出来る場合が多いもの。下の「タイプ別・オススメ積み立て方法」で、あなたの貯蓄スタイルに合った積み立てプランを作ってみてネ。


■「タイプ別・オススメ積み立て方法」

1.堅実にお金を貯めたい派→「社内貯蓄」「財形積立」、銀行や郵便局の「自動積立」など

 積立ビギナーで安全にコツコツ貯めたい方にオススメは、「社内貯金」か「財形」。給与天引きが簡単で、知らず知らずのうちにガンガンお金が貯まっていきます。昨今の不景気で「社内預金」を廃止してしまう企業が増えていますが、アナタが勤める会社にこの制度があるならまずはここから活用を。社内預金は通常の預金より金利が高く、さまざまな優遇がついている場合も。次に非課税枠があり、給与から天引きされる財形貯蓄がオススメ。

 残念ながら勤め先にこれらの制度がない場合は、金融機関の自動振替の積立商品を利用しましょう。最近は、各銀行で様々なタイプの「自動積立商品」を売りだしています。

 大前提は、給与振り込み口座のある銀行で自動積立を申込むということ。手続きが簡単に済むので、会社で給与の振り込み銀行が指定されている場合は、そこを利用するのが一番。自分で金融機関を選べる場合は、いろいろとサービスを比較してみましょう。

 この低金利時代には金利の差はわずかなので、むしろ使い勝手を重視。振替日が自由に設定できること、余裕があるときは随時追加の積立ができるかなどもチェックポイントです。

 また、自動振り込み以外の有効な手段として、郵便局の集金サービスを利用するのも手。指定の曜日に集金に来てくれますので、積立には良いプレッシャーになるでしょう。

2.ちょっと冒険をしてもいいからお金を増やしたい→「るいとう」「投資信託」など

 積立も長期的なスタンスで運用をしたい」と考えている人にオススメなのが、「るいとう」や「自動積立ができるファンド」などの投資商品。地道に貯めていく「積立」と高いリターンを狙う「投資」は水と油のように思えますが、実はとっても相性が良いのです。

 常に価格が変動する投資商品は、コツコツ積立で投資していくのが最も賢い方法。定期的に定額ずつ買い付けていけば、価格が安いときにはたくさん買えて、価格が高いときは少ししか買えないので、価格の変動が平均化される「ドルコスト平均法」が働いて、リスクが小さくなるのです。中長期的な資産運用にはピッタリの投資手法です。

  • るいとう
    正しくは「株式累積投資」といい、ドルコスト平均法で投資する商品の代表格です。自分が「これゾ!」と選んだ銘柄の株を毎月一定額ずつ買い付けていきます。1銘柄1万円から、1つの口座で10銘柄まで購入できます。株価が高いときには少し、安いときにはたくさん買い付けるので平均購入単価を抑えられるのが大きなメリット。株式をドルコスト平均法で買い付ける「るいとう」は、株式投資のリスクを抑える最も有効な手段です。

  • 投資信託
    投資信託も、毎月の積立でドルコスト平均法が有効に働きます。投信自体が複数の対象に投資しているので、そもそも分散投資であるうえに、買い付け時期をずらすことで時間の分散投資にもなるからです。さらに毎月の積立金をいくつかファンドに分散させれば、より幅広い分散投資ができます。
    ただし要注意なのは手数料。買いつけるたびに手数料がかかるので、あまり高いと効率が悪くなります。3か月サイクルで投資するとか、ボーナス時の利用などに良いでしょう。


  • 挫折しないための積立のオキテ
    オキテ(1) 天引きか、給与振り込みの1〜2日後に振替日を設定しよう!
      給与振り込み口座から自動振替で積み立てる場合、給与振り込みの1〜2日後に振替日を設定するのがコツ。使ってしまう前に、サッサと預けてしまうのです。

    オキテ(2) 積立額はちょっとキツメがいい
     ♪お酒はぬるめの燗がいい〜、積立はちょっとキツメがいい〜♪(字余り?)。家計が赤字にならない程度のちょっとキツメの積立額を設定するのがポイント。何も1万円単位で増やすことはありません。家計をやりくりして3000円や5000円といった1000円単位の金額を増やすだけで充分。仮に月3000円ふやすだけで、1年間で3万6000円、3年間で10万円多く貯まるんですよ。

    オキテ(3)給与振り込み口座のある銀行を選ぶべし
     金利にこだわって積み立てする金融機関をアチコチ変えてしまうよりも、積立のしやすさの方が大切。ちょっと金利が高いからといって、わざわざ給与振り込み口座から別の金融機関に現金を持っていく方法はダメ。面倒になって、だいたい挫折してしまいます。
 

 




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