マイカーがあれば、好きなときにどこでもドライブに行けちゃいますよね。クルマはとても便利な乗り物だけど、維持費がけっこうかかるもの。そこで今回は、車によって、家計が「火の車」にならないための、オトクな車の購入術とコスト削減テクをお教えしましょう。
車を1台持つことは、子どもが1人いるのと同じぐらい家計に負担がかかると言われています。車両の購入費だけでなく、税金、保険、駐車場代、車検費用などの維持コストも考慮しなくてはいけません。利用頻度が少ないなら、必要なときにレンタカーを活用するなどして、車を持たないことが実は1番の節約になるんです。
「でも“わ”ナンバーっていうのは、カッコ悪いな〜」という方もいらっしゃるでしょう。そんな「マイカー派」のアナタがクルマを安く購入するには、なんといっても全額キャッシュで買うのがベスト。ローンの金利が付かない分、安くなります。
「でもキャッシュだけで買えるほど、貯金はないし……」という場合は、ローンを組むことになります。最近は自動車メーカー各社で、独自の低金利ローンを出しているし、地銀や労金などでも固定金利で2%台の低利のオートローンを扱っているので、キャッシュオンリーで購入が難しい場合は比較検討すると良いでしょう。また最近は「残価設定ローン」というものもありますよ。
★低金利のオートローンの例
| 金融機関名 |
金利 |
借入可能額 |
メモ |
| 関西アーバン銀行 |
2.5%(変動) |
500万円 |
ネットで申し込みOK |
| 中央労働金庫 |
2.8%(固定) |
500万円 |
組合員もしくは勤労者ならOK |
| 損保ジャパン |
3.6%(固定) |
300万円 |
ネットで申し込みOK |
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■「残価設定ローン」は
3〜5年のサイクルで新車に買い替える人にオススメ
「残価設定ローン」とは、新車の車両本体価格から3〜5年後の予想される中古車市場での価格である「据置価格」を差し引いた金額を3〜5年でローン払いするというもの。「据置価格」は中古車の相場によって決まるので、車種によって異なりますが、人気車種だと50%に設定されるのが一般的。ローンの返済が終了すると、購入者は、車を購入先に売却して契約を終了するか、別の新車に乗り換えるか、はたまたローンをさらに続けて同じ車に乗り続けるか、いずれかを選択することになります。
50%分が後払いになるので、全額ローンを組むよりも毎月の支払額が少なくなり、家計への負担が軽減されるほか、計画的な買い替えなどにも役立つメリットがあります。3〜5年のサイクルで新車に買い替える人にはオトクな仕組みです。オニキスといった中古車販売会社の他、フォルクスワーゲン、ダイハツといったディーラーでも取り扱っています。
■5年以内での乗換えを考えるなら、購入よりもリースのほうがトク
「カーリース」という方法もあります。リース期間は3〜5年。仕組みは「残価設定ローン」とほとんど同じで、新車の車両本体価格から、3〜5年後に中古車で売買されるときの予想価格を差し引いた価格がリース代になります。つまりこちらも中古車市場で人気が高い車ほど「お借り得」になるわけ(人気車だと、乗っているときも誇らしい気持ちになるしネ)。
毎月のリース代に、登録諸費用、自動車税、自賠責保険、任意保険などを含めることができること、所有権はリース会社に帰属し契約期間後は返却することになる点が「残価設定ローン」との違いです。一般的には5年以内での乗換えを考えるなら、購入よりもリースのほうがトクだと言われています。なおリースはレンタカーと違い、「わ」ナンバーではないので、他人に気づかれる心配はありません。
カーリースや残価設定ローンの場合は、後で買い取ってもらうので、年間の走行距離が条件を超えたり、事故で傷が付いたりすると評価損となって、差額分を支払わなくてはいけないこともありますので、注意が必要です。10年以上、乗りつぶすつもりなら現金購入の方がやはりおトクです。
★低金利のオートローンの例
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キャッシュで購入 |
残価設定ローン |
リース |
| 所有者の名義 |
本人 |
ローン期間中は信販会社または販売店 |
契約期間中はリース会社 |
| 使用期間 |
無制限 |
3〜5年(延長可能) |
3〜5年(延長可能) |
| 乗り換え |
----- |
使用期間後に可能 |
使用期間後に可能 |
| 登録諸費用 |
一時払い |
一時払い |
毎月のリース代に含めることが可能 |
| 自賠責保険 |
| 任意保険 |
月払いも可能 |
| 車検 |
本人 |
本人 |
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■ポイントを貯めて最大30万円のキャッシュバック
ディーラー発行のクレジットカードでは、ポイントを貯めると新車購入時にキャッシュバックされるというサービスが行われています。たとえばトヨタの「TS3キュービックCARD」でショッピングや食事などの代金を支払うと利用金額に応じてポイントが加算され、トヨタ販売店で新車の購入時に最高で30万円がキャッシュバックされます。同様のキャッシュバックサービスはホンダやダイハツのカードにもあります。
■車の維持費節約のポイントは「税金」「保険」「燃費」
車の維持費節約のポイントは「税金」「保険」「燃費」の3つに絞られます。
まず「税金」から。車にかかる自動車税と重量税は、排気量や重さによって異なります。大きくて重い車ほど割高となり、軽自動車になると税金は割安になりますが、「軽自動車はちょっと」という人もいるでしょう。環境に配慮したエコカー、ハイブリッドカーは、税金が優遇されるのでいかがでしょう。
2002年度から自動車の環境に及ぼす影響に応じた税制(グリーン化税制)が創設され、環境負荷の小さい低公害車(電気自動車など)は自動車税の税率が半分に軽減されています(逆に環境負荷の大きい自動車、11年を超えたディーゼル車などは自動車税の税率が重くなる)。
またエコカーの場合、税金が優遇されるほか、行政から補助金ももらえます。補助額は一般車との価格差50%が目安です。たとえばトヨタのプリウスの場合、21万円が補助金として交付されます。さらに駐車料金でもメリットあり。東京都が管理する駐車場では、エコカーだと、時間貸しで1時間無料または50%OFFの割引が受けられます。
次に「保険」の見直しです。車の経費節約で、誰でもできて、かつ見直し効果が高いのが自動車保険です。CMでよく耳にする割安な自動車保険は、「リスク細分型」といって、年間走行距離や使用目的などから事故を起こす危険率を割り出して、それに見合った保険料を設定しているので、サンデードライバーやゴールド免許の人は従来よりも保険料が安くなる可能性が大。保険料は損保会社によって異なるので、最低でも3社以上の見積もりをとって、安いところを選ぶのがコツです。
そして最後に「燃費」。小さい車は税金が安いだけでなく、燃費も格段に良くなります。車体が重いと燃費が悪くなるので、節約を心掛けるならできるだけ小さい車を選ぶべし。ガソリンを満タンにしないで必要な分だけマメに給油する、必要がないときはエアコンを使わない、アクセルをふかすような運転をやめると燃費が向上します。またトランクルームに物を詰め込むのは厳禁。国土交通省の試算によれば、無駄な荷物を10キロ載せて50キロ走るとガソリンが20cc余計にかかったということです。さらにガソリンを自分で給油するセルフスタンドで給油すると、リッター当たり1〜2円ほど安くなります。
コツコツ節約しても、交通違反の罰金やクルマをぶつけたときの修理代にお金がかかったら、どんなに節約しても追いつきません。まずは安全運転を心がけてくださいね!
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