いよいよ2003年も余すところあと数日。年末といえば、なんといっても大掃除! 身も心もきれいにスッキリして新年を迎えたいもの。そして年末は家計の整理整頓のシーズンでもあるんです。年間どのぐらい使ったのか、貯めたのか、キチンと見直すことが大事。このとき参考となるのが「家計簿」です。
でも「あんな面倒なものつけていないよぉ」という不精な方も多いことでしょう。ホホホ、自慢じゃありませんが、私もかつてはその1人でした。でもご安心ください。すっごく単純な式で、年間の支出額を簡単に割り出すことができるのです。というわけで2003年最後のコラムは、簡単にできるマネー決算&将来のシミュレーションをご紹介しましょう!
アナタは今年いったいいくら貯金できたのでしょうか!?そして来年はいくら貯めることができるかな?
■まずは年間の年間の手取り額をしっかりチェック!
当然のことですが、サラリーマンやOLなど会社員の場合、年間の手取り額から貯蓄額を引くと年間の支出額がわかります。ほとんどの人が「私、こんなに使ってるぅ?」と、支出額の大きさにショックを受けることでしょう。大雑把な算出法ですが、間違ってはいませんよ。ムダ使いした覚えがなくても、貯蓄されていないということは、お買い物代にしろ飲み代にしろ、とにかく何かに遣っているわけです(きっぱり)!
年間の手取り額(年収ではなく、税金や社会保険料などを引いたあとの金額)は年末にもらう源泉徴収票を見れば一目瞭然。わからないときは会社の経理に問い合わせましょう。まずは、これで今年1年の収支を出してみます。
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例)Aさんの場合(手取り年収400万円)
手取り:400万円 − 貯蓄額:50万円 = 支出:350万円
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そんなに使っているという自覚はなくても、Aさんは今年350万円の支出がありました。このデータをもとに、今後の5年間の収支を予測してみます。とりあえず来年もこのペースでお金を遣うと仮定します。350万円に、物価の上昇率を掛けて来年の支出額を予想します。最近はデフレで物の値段が下がっているので、とりあえずゼロとしておきましょう。
次にあなたの来年の給料がどのぐらい増えるか、会社のこれまでのベースアップから予測します。勤めている会社によって違いますが、ここでは例として1%ぐらいお給料が増えると仮定します。そうすると次のようなシミュレーションができます。
| 手取り:404万円(400万円×1.01=404万円) |
| 支出:350万円 |
| 年間収支:54万円(404万円−350万円) |
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“年間収支=貯蓄”ということで、来年貯蓄できる金額は54万円となります。これに前年の貯蓄の利息を合計して、貯蓄残高とします。利率は銀行のスーパー定期預金1年物で0.03%と仮定。低金利なので、この利息額は計算しなくてもほとんど影響ありませんが、正確に出したい人はがんばってください
さあ1年後のAさんの預金残高はいくらになっているでしょうか?また2年後、3年後は?Aさんが今年と同じように支出すると仮定した場合、次のような表になります。
2004年末の貯蓄予想額は104万150円(前年の貯蓄50万円×1.0003=50万150円。これに来年の貯蓄額54万円をたす)。
翌年以降も同じ要領でシミュレーションして、5年間の収支を出してみます。すると5年後にいくら貯まっているかザッと試算することができます。将来は海外留学したいとか、会社を起こしたいとか、目標があるならなおのこと、今から資金計画をきちんと立てておきましょう。
■これが5年後の貯蓄だ〜! 5年後あなたの財布はどうなっている?
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上昇率
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2003年
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2004年
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2005年
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2006年
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2007年
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2008年
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収入
(手取り) |
1% |
400万円 |
404万円 |
408万円 |
412万円 |
416万円 |
420万円 |
| 支出 |
0% |
350万円 |
350万円 |
350万円 |
350万円 |
350万円 |
350万円 |
| 年間収支 |
--- |
50万円 |
54万円 |
58万円 |
62万円 |
66万円 |
70万円 |
| 貯蓄残高 |
利率
0.003% |
50万円 |
104万円 |
162万円 |
224万円 |
290万円 |
360.1万円 |
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というわけでAさんの5年後の貯蓄額は約360万円ということになります。その日暮らしや、あるだけお金を使ってしまうような刹那的な生活は禁物。つねに5年後ぐらいの自分の人生設計や貯蓄額をシミュレーションすることが大切ですよ。
最近は「家計」を企業経営になぞらえた解説書が数多く出版されています。CD−ROM版の「家計簿ソフト」が付録に付いた便利なムックもあるので、試してみてはいかが?
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来年をもっとハッピーに過ごすために、この1年を振り返って、来年の貯蓄計画をしっかりと立てましょう! お正月休みに、お雑煮でも食べながらトライしてみて。でもあまりのショックにお餅を詰まらせないようにネ。
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