ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が150以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について





ちず丸へGO!






 

 




 
講師紹介


長田イク子
(おさだいくこ)

196●年生まれのO型、青森県出身。何事も体当たりでチャレンジする熱血FP(ファイナンシャルプランナー)。FPになる前は放送作家という彼女が、結婚を機に、住宅ローン、夫の生命保険の見直しを進めるうちに、お金のことに目覚め、FPの資格を取得したという異色の経歴を持つ。「若い女性の目線で経済を語りたい!女性の財布を守りたい!お金を効率よく殖やして、この平成大不況を、したたかなウーマンパワーで吹き飛ばそう!」の合言葉をモットーに、So-netの「平成おんなの金融道」をはじめ、各種メディアで活躍中。



   ■第5回    
1年の締めくくりに年間収支をチェック!
さ、自分で将来のマネーシミュレーションを作ってみよう!
はたしてアナタはいくら貯められるのか?
 

 

 いよいよ2003年も余すところあと数日。年末といえば、なんといっても大掃除! 身も心もきれいにスッキリして新年を迎えたいもの。そして年末は家計の整理整頓のシーズンでもあるんです。年間どのぐらい使ったのか、貯めたのか、キチンと見直すことが大事。このとき参考となるのが「家計簿」です。

 でも「あんな面倒なものつけていないよぉ」という不精な方も多いことでしょう。ホホホ、自慢じゃありませんが、私もかつてはその1人でした。でもご安心ください。すっごく単純な式で、年間の支出額を簡単に割り出すことができるのです。というわけで2003年最後のコラムは、簡単にできるマネー決算&将来のシミュレーションをご紹介しましょう!

 アナタは今年いったいいくら貯金できたのでしょうか!?そして来年はいくら貯めることができるかな?

■まずは年間の年間の手取り額をしっかりチェック!

 当然のことですが、サラリーマンやOLなど会社員の場合、年間の手取り額から貯蓄額を引くと年間の支出額がわかります。ほとんどの人が「私、こんなに使ってるぅ?」と、支出額の大きさにショックを受けることでしょう。大雑把な算出法ですが、間違ってはいませんよ。ムダ使いした覚えがなくても、貯蓄されていないということは、お買い物代にしろ飲み代にしろ、とにかく何かに遣っているわけです(きっぱり)!

 年間の手取り額(年収ではなく、税金や社会保険料などを引いたあとの金額)は年末にもらう源泉徴収票を見れば一目瞭然。わからないときは会社の経理に問い合わせましょう。まずは、これで今年1年の収支を出してみます。

年間の手取り額  −  貯蓄額  =  年間の支出額

例)Aさんの場合(手取り年収400万円)
手取り:400万円  −  貯蓄額:50万円  =  支出:350万円

 そんなに使っているという自覚はなくても、Aさんは今年350万円の支出がありました。このデータをもとに、今後の5年間の収支を予測してみます。とりあえず来年もこのペースでお金を遣うと仮定します。350万円に、物価の上昇率を掛けて来年の支出額を予想します。最近はデフレで物の値段が下がっているので、とりあえずゼロとしておきましょう。

 次にあなたの来年の給料がどのぐらい増えるか、会社のこれまでのベースアップから予測します。勤めている会社によって違いますが、ここでは例として1%ぐらいお給料が増えると仮定します。そうすると次のようなシミュレーションができます。

手取り:404万円(400万円×1.01=404万円)
支出:350万円
年間収支:54万円(404万円−350万円)

 “年間収支=貯蓄”ということで、来年貯蓄できる金額は54万円となります。これに前年の貯蓄の利息を合計して、貯蓄残高とします。利率は銀行のスーパー定期預金1年物で0.03%と仮定。低金利なので、この利息額は計算しなくてもほとんど影響ありませんが、正確に出したい人はがんばってください

 さあ1年後のAさんの預金残高はいくらになっているでしょうか?また2年後、3年後は?Aさんが今年と同じように支出すると仮定した場合、次のような表になります。

 2004年末の貯蓄予想額は104万150円(前年の貯蓄50万円×1.0003=50万150円。これに来年の貯蓄額54万円をたす)。

 翌年以降も同じ要領でシミュレーションして、5年間の収支を出してみます。すると5年後にいくら貯まっているかザッと試算することができます。将来は海外留学したいとか、会社を起こしたいとか、目標があるならなおのこと、今から資金計画をきちんと立てておきましょう。

■これが5年後の貯蓄だ〜! 5年後あなたの財布はどうなっている?

 
上昇率
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
収入
(手取り)
1% 400万円 404万円 408万円 412万円 416万円 420万円
支出 0% 350万円 350万円 350万円 350万円 350万円 350万円
年間収支 --- 50万円 54万円 58万円 62万円 66万円 70万円
貯蓄残高 利率
0.003%
50万円 104万円 162万円 224万円 290万円 360.1万円

 というわけでAさんの5年後の貯蓄額は約360万円ということになります。その日暮らしや、あるだけお金を使ってしまうような刹那的な生活は禁物。つねに5年後ぐらいの自分の人生設計や貯蓄額をシミュレーションすることが大切ですよ。

 最近は「家計」を企業経営になぞらえた解説書が数多く出版されています。CD−ROM版の「家計簿ソフト」が付録に付いた便利なムックもあるので、試してみてはいかが?
 ワタシのオススメは『家庭決算書 (CD−ROM付)』(プレジデントムック プレジデントプラス、依田宣夫著)(http://www.president.co.jp/book/7016-0.html)です。

 来年をもっとハッピーに過ごすために、この1年を振り返って、来年の貯蓄計画をしっかりと立てましょう! お正月休みに、お雑煮でも食べながらトライしてみて。でもあまりのショックにお餅を詰まらせないようにネ。

 

 




掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2005 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.