ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が150以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について





ちず丸へGO!






 

 




 
講師紹介


松原伸禎
(まつばらのぶよし)

1977年生まれ。週末起業家。大学在学中からホームページ制作をはじめ、その経験を生かしてITソリューション系会社に勤務。その一方で、自らの個人事業ノーブルウェブを立ち上げ、地元商店や地域団体を対象にホー ムページ制作、運営、コンサルティングを行う。趣味は中国語会話とカフェ めぐり。特定非営利活動法人週末起業フォーラム監査役、社団法人杉並青色申告会インターネット顧問。共著に「会社を辞めずに簡単にできる 週末 起業」(双葉社)など。


   ■第9回  週末起業成功事例その2  
 

 将来も週末起業家宣言。発送代行や冊子の制作行うイマジックスさんの紹介

 みなさんこんにちは!松原です。今回から2回にわたり、私の仲間である週末起業家を紹介させていただきます。同じ週末起業でも内容が違えばまたその実態も多種多様。また違った視点から見た週末起業にスポットを当てていきたいと思います。

 みなさんこんにちは!松原です。私のお仲間の週末起業家紹介第2回目。今回は、独立せずに将来もずっと週末起業としてビジネスを考えられているイマジックスの永井ヒロシさん(仮名)をご紹介します。

イマジックス(http://www.imazix.jp)


かねてからの起業志向が実現

 「以前から漠然と起業したいという気持ちはありました。それ3年前に週末起業セミナーに参加し、個別相談を受ける中でビジネスのアイデアが具現化していきました。本業で出版関係の仕事をしているので、冊子の印刷ができるんじゃないかと。週末起業フォーラムが発行している会報誌の制作に着手したのが始まりです。」

 永井さんが週末起業を始めたのは2002年の7月。起業はしたいが、具体的に何をやったらいいかわからない中、週末起業フォーラム主催のセミナーに参加したのがきっかけです。当時の個別相談で本業の事をコンサルタントに話すと、その中にビジネスのネタが潜んでいたんですよね。

 「この個別相談で色々な気付きがありました。コンサルタントの方の中には自分の実績を冊子にまとめたい、という方が多くいるんですよね。本業が出版関係なので安くて高品質な印刷業者を手配したり、冊子の編集作業などは私が培った経験と人脈で行えるものだったのです。」


お客さんのニーズを仕事に変えていく

 「週末起業フォーラムの会報誌の編集、印刷のお仕事をいただいたばかりの頃は、印刷の完了した冊子をフォーラムの事務局に納品していました。私は発送作業にタッチせず、実際の作業は事務局内で行っていたのです。当初からかなりの会員がいたフォーラムですので、慣れない発送作業は事務局の大きな負担になっていたようです。そこで、私に発送までお願いしたい、という話が来たのです。当初のビジネス案では発送代行までの展開は考えていなかったのですが、本業の絡みで配送業者にもあてがあったので、これも受注する事にしました。」

 冊子の編集・印刷についてはご専門の永井さんですが、実は会社から多くの印刷物を発送する事で、配送業者との連携もできていたんです。クライアントにしてみれば、冊子の編集・印刷から発送まで一連の流れでお願いできてしまうとなれば、原稿さえ用意すれば後はお任せできるということになります。こんなに便利な事はありませんよね。お客さんのニーズが思わぬ形で仕事になった好例だと思います。

 

少ない営業時間をホームページでカバー

 「営業は私1人ですので、外を飛び回るわけにもいかず、ホームページで行っています。あまり自分で時間をかける余裕がなかったので外部に委託して作ってもらいました。検索エンジンでヒットするのか、思わぬ形で大手企業からの問い合わせを受けることもあります。また、サービスを受けて満足したお客さんが新しいお客さんをを連れてくるケースも多いです。」

 永井さんのホームページは、自分のビジネスでどういった事ができるかをシンプルにまとめてあります。それを見て納得した顧客が発注するケースが多いようです。また永井さんのサービスを受けて満足した顧客は大事な営業マンになります。冊子の編集から発送代行まで一連で受注できる永井さんのビジネスのメリットは明快で口コミも発生しやすく、新規顧客を獲得できるんですね。

 

業務は内部スタッフで自身は営業とディレクションに専念

 「私自身はイマジックスの営業担当兼ディレクターみたいな位置づけですね。日常の業務は平日に動くことのできる妻をはじめ内部のスタッフで行っています。内部スタッフでできない業務は本業の関係で質・価格とも納得できる業者にお願いしています。」

 永井さんのすごいところは自らが手を下すことが少なくなるように独自の受注体制を整えてしまったことですね。比較的単純作業が多いような業態の場合、格安の人件費でスタッフを雇ったり、外注を利用するような形を作るうことで時間を捻出し、営業に費やすことができます。時間をいかにして創り出すかが週末起業成功の大きなポイントです。

 

平日の連絡は携帯メールを駆使!

 「平日の連絡はあらかじめ顧客と取り決めを作って昼休みや夕刻に集中して電話やメールをするようにしています。本業でも営業なので外出がちな事が多く、携帯電話のメールを使用してフットワーク軽く対応できるように心がけています。」

 平日の連絡方法は週末起業家なら誰もが悩むところですが、永井さんも工夫を凝らしてハンデをカバーしています。携帯電話のメールであれば移動時間中や外出先でもチェックは可能ですし、私も是非見習いたいです。

 

永遠の週末起業家 独立は考えずに拡大

 「私の場合、特に独立を考えていません。自称ですが永遠の週末起業家ですね。本業の仕事にも愛着を持っていますし、この週末起業の形態でもまだまだ業務拡大が可能だと考えているからです。イマジックスの年商は4〜500万、利益率は25%程度。課題は現状のクオリティーを維持しながらの体制強化ですが、スタッフを増やしてどんどん新規顧客を行っていきたいと思います。」

 週末起業というととかく独立への布石、と考える人が多いのですが、永井さんはあくまで本業との両立を考えられています。内部スタッフや外注を上手に使い、自身が営業に専念すれば更なる拡大も可能ですよね。



週末起業を目指す皆さんへ永井さんから一言

 「週末起業は最低のリスクで、使われる身からの脱却を目指す人には最適だと考えています。まずはどんな形でもいいから週末起業を初めてみることですね。そこで大いに悩めば良いと思います。悩むことで問題解決の糸口を見つければ、それがその後の大きな糧になることでしょう。頑張ってください。」

 週末起業で悩むということ。これこそ何にも代えがたい経験であることは週末起業家では誰もが感じることだと思います。本業だけの平凡な生活では決して得られない経験だからです。永井さんお忙しい中取材を受けていただき、ありがとうございました。皆さんも是非参考にしてくださいね。


 



掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2005 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.