先週の2つの課題を復習する。まずは、以下のような悩み。
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一流の広告代理店に仕事を頼むのだが、いつもいいものがあがって来ない。
超・大企業のようなお得意さんにはいい広告やプロモーションを考えてやっているのに、うちらのような中途半端な企業には手を抜いているに違いない。
一流の人間をアサインしてくれるように彼らに頼んでくれないか?
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次に上記が解決された場合、果たして仕事は上手く行くのか?答えは「NO」であることが多いという例。
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ある大手企業同志が合併した。
仮にそれをA社とB社とする。
A社は広告宣伝、プロモーションがひじょうに上手くいっていると業界内でも評判の企業。B社は反対に下手だといわれている企業。
両者が合併した際、広告制作チームはA社の使っていた広告会社とそのチームがそのまま温存された。しかし、力関係から宣伝部、マーケティング関連セクションはB社のスタッフが中心になった。
その結果、新会社の広告宣伝やプロモーションはことごとく失敗した。
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では、なぜ、それは上手くいかないのか?協力会社やスタッフは同じで、オリエンする側の人間が違うのだから、オリエンする側の問題であることは明白であろう。(※ここで、念のために注釈。ゼミでも質問が出たが、オリエンとは、協力会社、社内スタッフ部門に対して、最初の業務の指示を行うことである。)つまり、広告宣伝、プロモーション、マーケティング等、あらゆるプランはオリエンにより成否が左右されるのである。
では、よいオリエンとはどのようなオリエンか? ここで、講師プロフィールで皆さんに贈る言葉としてあげている以下の言葉を反芻して欲しい。(※QuickTimeの相性により、ストリーミング配信が上手く受けられない方が予想以上に多いようである。そのような方にはご了承いただきたい。)
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LOOK FOWARD、THINK BEFORE.
PASS&GO、MEET THE BALL.
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これは東京五輪のサッカー日本チームの大躍進の原動力となったドイツ人コーチ・クラマー氏の言葉である。この言葉は勿論、サッカーに対して向けられた言葉であるが、業務のオリエンにもひじょうに役立つ言葉である。いや、オリエンだけでなく、ビジネス全般にひじょうに役立つ言葉である。 「これが出来ているビジネスマンで、仕事が出来ない人はいないはずである。」と断言できる。
まずは、『 LOOK FOWARD、THINK BEFORE』これは文字どおり、「先を見据えて先のことを考えてプレーしろ」ということである。例えば、日本代表の中田選手を思い出していただきたい。こういうことを言ってしまえば怒られるが、中田よりドリブルの上手さ、キックの精度・強さ、安定性、フィジカル等、技術だけに絞れば、彼より上手い選手は国内のJ1どころかJ2にさえいるかもしれない。しかし、彼等が国内の無名選手に甘んじる一方、中田が国内では揺るぎないNO1の地位を確保し、世界で通用しているのは、彼が「先を見据えて先のことを考えてプレー出来る」からである。彼に限らず、世界の名プレーヤーと言われる選手の多くは技術でなく、誰もが想像できないようなクリエイティブなプレーが出来ることを評価されているケースが多い。よく、クリエイティブなプレーというと、何か天才肌の特殊技能のように感じられるが、そうではない。「先を見据えて先のことを考えてプレー出来る」だけなのだ。そのためには周囲が見えている必要がある。
これはサッカーだけでなく、仕事も同じである。運良く、私はビジネスで一流と言われる方々(有名無名を問わず)と仕事をさせていただく機会が多いが、彼らは例外なく、「周囲が見えており」、「先を見据えて先のことを考えてプレー出来る」人々である。
では、このこととオリエンがどう関係あるのであろう?それを来週以降、見て行く。それから、もう1つ。
再来週からは実際の参加者のオリエンを見ていただく。お楽しみに。
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