マーケティングを「なぜ学ぶのか?」、「いかに学ぶか?」についてこれま でお話してきた。
さて、助走期間はこれくらいにして、今週からは実際にマー ケティングを勉強していくことにしよう。
まず、マーケティングを学ぼうとした時、最初に皆さんが行き当たる疑問が マーケティングの日本語訳は何か?ということではないだろうか。例えば、
- ストラテジー…戦略
- タクティス…戦術
- セールスプロモーション…販促
その他、諸々、マーケティングの周辺のあらゆる言葉は日本語訳されている のに、マーケティングは英語に訳されてない。そこで、マーケティングの多くの教科書では、マーケティングの本場、アメリカの業界団体、アメリカマーケティング協会の定義を引用してマーケティン グを説明することが多い。
つまり、マーケティングとは 「個人や組織の目的を満足させる交換を創出するためのアイデア、財、サービスの既成概念、価格設定、プロモーション、流通を企画、実行する過程である」(米国マーケティング協会)
時折、この定義を言えるかどうかでその人のマーケティングリテラシーが判断できるという人がいる。とんでもない。こんな定義(と言っては失礼だが…)を一言一句、正確に覚えても何の意味もない。正確な定義はこうなんだ。と知ってもらえばいいのだ。
私は、マーケティングとは「サービスや商品の『課題』を発見し、そのソリューションを提供するためのツールの1つ(つまり、考え方というツール)」であると思っている。
これでも長いくらいで、頭がこんがらがるという方もいるだろう。 もっと簡単にいうと、マーケティングとは「売れる仕組みをつくること。」
である。これはあらゆる分野に応用できる。
例えば、ヤクルト・阪神の前監督の野村監督は巨人、長嶋監督の「勘ピューター」に対して、「野村コンピューター」と呼ばれ、スポーツに勝つための仕組みを作ったし、今年、快進撃をした早大ラグビー部の清宮監督は「早稲田が常勝軍団になった理由」として「勝つ仕組み」を授けたと言っている。つまり、スポーツに勝てる仕組みは「スポーツ・マーケティング」と言えるし、私が中央経済社で出した本や講演等でお話する恋愛マーケティングでは「モテル仕組みを考える」のにマーケティングを使っている。
その他、「金持ちになる方法」、「勉強ができる方法」等、あらゆるものにマーケティングは応用可能なはずだ。こういうと、「そんなのは間違いだ」と言う人がいる。「なぜ?」と聞くと、「マーケティングの教科書や古典のどこにも書いてない」からだそうだ。「そんな馬鹿な」である。
マーケティングとはもともと戦争で使われた考え方である。例えば、「キャンペーン」等も戦争の用語である。つまり、戦争に勝つための考え方を企業が商品やサービスの競争に勝つための考え方に応用しただけなのである。
つまり、マーケティングのルーツを考えると、マーケティングがあらゆるものに応用できるものだということがよくわかるだろう。最後に私がマーケティングで重要だと考えることをいくつかあげる。
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マーケティングに重要なのは
- 自分を知り、自分を広く知らしめること
- 競争優位なポジションを得ること ライバルを知ること
- 実現可能、実践的であること
- 戦略発想、マーケティングマインド (つまり、リテラシーよりむしろ考え方)
問題意識
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どうだろう。マーケティングがあらゆるもの(つまり恋愛、スポーツetc…)に応用可能であることが分かるのではないだろうか?いよいよ来週からはそのアプローチのための具体的な方法について学んで行く。
お楽しみに。
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