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講師紹介


藤田憲一
(ふじたけんいち)

1970年生まれ。ダイレクトマーケティング広告会社、大手広告会社、シンクタンクを経て、現在(株)JMARCH取締役CEO(女性サイトとしては国内最大級の書込数を誇るコミュニティを運営)、(株)ニューズウォッチ情報事業部長(東芝、電通、三井 物産、凸版、ニューズエッジ、新規事業投資の6社のJV。ニュースクリッピング。国内2位の検索エンジンフレッシュアイの運営を行う。)、(株)NCI代表取締役社長 (テキストマイニングを用いた戦略コンサルティング事業を行う)に就任。
主要著書
驚くほどマーケティングが身につく本(中央経済)/よくわかるCRM(日刊工業新聞)/テレマティクス(日刊工業新聞)



 
■ 第4回
 マーケティングの3C  
 

 今回からマーケティングの基礎理論を説明していく。今回は、マーケティングの最も基礎。その構成要素の話をする。
 まず、皆さんにマーケティングの登場人物を最もシンプルに考えて欲しい。 すると、以下のようになるのではないだろうか?

 この基本になる3つを、各々の頭文字を取りマーケティングの3Cと言う。では、なぜ、マーケティングをこの3視点に分類するのか?
 前回、マーケティングとは「売れる仕組み」を作ることだと述べた。

 「売れる仕組み」を作るには、「売れる仕組み」の障害になる阻害要因を把握し、それをクリアする解を提供することが必要だ。「売れる仕組み」の障害のことを「課題」といい、それをクリアする解の提供手段のことをソリューションという。

 つまり、マーケティングとは、このソリューションをマーケティング戦略により行うことといえる。 そして、課題を把握したり、そのソリューションについて考えるのに、3C、つまり3つの視点に整理してアプローチするのが有効なのである。3Cとは、メルマガのほうで、企業(Company)、消費者(Consumer)、競合(Competiter)の頭文字を取ったものだと例を挙げながら話をした。つまり、3Cとは、

  • 企業(Company)が自社製品・サービス、あるいはブランドの強み、弱み、課題等を把握する「内部分析」
  • それに対して、競合(Competiter)、あるいは彼らがひしめく市場全体を調査する「外部分析」
  • そして肝心の顧客、つまり、消費者(Consumer・生活者と呼ぶのが近年のトレンド)について把握する「消費者分析」

に分かれる。

 この中で最も大事だと言われているのは、消費者分析である。 皆さんもビジネス誌や書籍、あるいは各社のサービス案内等で顧客重視という言葉をよく聞くことだろう。
 消費者のことを深く知るための一連の洞察の流れを「コンシューマーインサイト」と呼ぶが、これに関しては、先の方で十分なスペースを割いて説明する予定である。

 

 



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