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講師紹介


木地本 昌弥
(きじもとまさや)

大阪在住のフリーライター。“効率”とか“便利”とかをキーポイントにした内容の執筆が好きだし得意。パソコン、携帯電話、PDAなどに関しての執筆が多いが、家電製品、熱帯魚、家具など……多ジャンルで執筆中。モノを選ぶ基準はすべて鳥肌が立つかどうかの“鳥肌度”で判断。ホームページは「我流珍述」。

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   ■最終回  効率化を目指すために  
 

 これまで6回にわたってモバイルエキスパートを目指すための話をしてきました。今回は最終回ということで、カンタンにまとめというか、エキスパートになるためのコツを紹介してみたいと思います。初歩的な話ですので、もう実践されている…という人にはちょっと失礼な内容かもしれませんが、おさらい…というような気持ちで見ていただけると幸いです。

■重要なのはトータルな効率化

 出先でノートパソコンを使ったり、携帯電話を使ったりするいちばん大きな理由は効率を上げるためでしょう。出先でメールを見るとか、スケジュールを確認したりとか、資料を見たり修正したり…といったことをするだけでは、効率化とは言えないと筆者は思います。確かに時間的に効率は上がると思います。しかし、ノートパソコンを使うとか、ソフトを利用するとか、メールの転送のさせ方とか、そういったことは単に手段でしかないと思うのです。まずは、自分の頭の中をなぜ効率化するのか、効率化させるためにどうしたらいいのか、何を効率化したらいいのか…といったことをはっきりさせておかないといけないのではないでしょうか。頭が切り替わっていないと意外と変なところで効率を落としたりするのです。

 たとえば、筆者が若い頃にしていたことなのですが、パソコンの起動を速くするために、設定をいろいろと変更しては試す…というテストをしていました。確かに設定を変更するたびにパソコンの起動は速くなるのですが、よく考えてみると、いろいろな設定を毎日テストするってことは、それで時間を食われているんですよね。同じように、ちょっとしたメモをするために、パソコンを起動してメモ用のソフトを起動して入力する…というようなことをしている人もよく見かけます。それぐらいなら、ちょっと手書きでメモに書いておいて(携帯電話で自分宛にメールしたり、携帯電話のメモ機能に入力しておくのでもいいと思うのです)、パソコンを起動した時にまとめて入力する方が効率はいいはずです。

パソコンのソフトを変更したり、設定を変更してどうなるのかをテストしてみるっていうのは、パソコン好きな人には楽しくて仕方がないことでしょう。また、パソコンを使って効率化しようと思うと、すべてをパソコンでしようとする人がいるようですが、これがそもそも間違いの元。手作業の方が速い場合だってあるということをわかっておき、その時々に応じて方法を変えるようにした方が効率があがるはずです。

 人間の能力はすごいものがあって、時間軸での記憶や空間配置の記憶などは素晴らしいものがあると思います。たとえば名刺管理。これもすべてパソコンでやろうとしている人がいますが、パソコンでは無理なことがでてきます。たとえば、「あの人に連絡したいんだけど、会社名も名前も、名刺をもらった日も忘れてしまった」というような場合。パソコンで探す場合は、何かキーワードがないと探せません。しかし、名刺をもらった順番に名刺入れに入れて管理していた場合には、○○した後に名刺交換したなぁとか、名刺入れをよく見ていた場合なら、□□という人のちょっと前ぐらいにあったなぁ…とか、そういった覚え方をしていたりするのです。ちょっと例が変かもしれませんが、効率化するに当たって、何をパソコンにさせるか、何を手作業でするのか、どう連携を取るのか…といったことを考えてするようにした方がいいと思います。

 それでは、最後に効率化するためのちょっとしたコツを紹介して終わりにしたいと思います。

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