1.投資…それは人生トレーニング
吹く風にかすかに春のにおいがするこの頃、皆さんお元気ですか?残念ながらマホは、先日通っているスポーツクラブのトレーナーから衝撃の事実を聞いて以来、あまり元気ではありません。
その衝撃の事実とは、年とともにやってくる体力・プロポーションの衰えは止められないということ。実はマホは、運動さえしていれば体力も体型も維持できるものだと思っていました。ところが30歳の声を聞いてから、どうも回復が遅くなったような気が…。自慢のウェストのくびれもだんだんカーブが緩くなっていくような気がする。何で?毎週重いダンベルをまじめに上下させているのに!
非難めいた質問をぶつけられたトレーナーはポツリ。
「女性は30歳、男なら35歳を過ぎた頃からやってくる体力と体型の衰えは誰にも止められないんですよ。」
じゃあ、ヒィーヒィー言いながらトレーニングする意味ないのでは? 「何もしなければ垂直的にストーンと落ちていきますよ。トレーニングするからこそ緩やかな落ちにとどめられるんです。特にお尻は顕著ですよ。」
それがどうしたという顔をしているマホに向かって、トレーナーはそう言いました。
こうして相変わらずトレーニングに励んでいるのですが、トレーナーのセリフは、意外にもデフレ時代の生き方にも通じています。
デフレが構造的なもの、すなわち今後10年単位で続いていきそうだというのはもはや周知。お上は決して認めないでしょうが(とはいえ、キレイさっぱり認めてしまえばいいのにと思う反面、認めてしまったらまずい気もします)。デフレがこのまま続くということになれば、生活水準の切り下げも避けては通れません。避けては通れないことだけど、努力して垂直的にストーンと落ちるところを緩やかな落ちにとどめられることができれば、何年か後には“お尻プリっの人生”を羨望の眼差しで見られることも夢ではありません。しかもみんな基本的には尻下がり人生ですから、スーパーモデル並になる必要はないわけです。ただ下がっていなければOK。というわけで、ダンベルは体の、投資は人生のトレーニングということになります。
ところでダンベルやマシーントレーニングを効果的に行うためには、それぞれの性能や、その運動がどこの筋肉に作用するのかなどを理解してからとりかかるのがコツ。投資も同様。例えば株式という人生トレーニングマシーンを使う場合、そのマシーンがどのような仕組みになっているのか知っておくことは大切。それを知らずにマシーンを動かしても効果が得られないどころかかえって筋肉を痛めてしまう、つまり大損してしまうことだってアリです。中には他人がマシーンを使っているのを見様見真似している人もいますが、それだって効果
には疑問符がつきます。
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