1.シナリオを作ろう!
投資で笑いたければ、社会はこれからどう動き、どう変化していくのか、その動きや変化に各金融商品や企業業績がどのように影響を受けるのか、その影響を自分の利にするにはどうしたらいいのか…。これらについてシナリオ作りしていくことが必須です。さらに投資でシナリオ作りができない人は、ビジネスでもシナリオ作りができないはず。そういう人が作成する企画書にはもちろん説得力は生まれないし、人に話をしても人を動かすことができません。ということは、お金を節約するよりも、投資などでお金を活かすよりも、今の賃金デフレ時代にもっと不可欠な稼ぎ力がダウンすることに。それでは、厳しい資本主義ジャングルを生き抜くことはできません。
多くの人は、株や投資信託のなどの金融商品のことを、自分をあっという間に金持ちにしてくれる魔法の道具だと思い込んでいるようなフシがあります。けれど金融機関に勤めている人は、そんなことはゆめゆめ思いません。カリスマ節約家の言うことにしたがって爪に火をともすような節約に励み、収入の低下を補おうと努力しています。けれど節約にも限界があります。デフレ時代の生活防衛の王道は、収入をキープするために稼ぎ力をアップすることです。これまでの年功序列・終身雇用神話の下では、稼ぎ力を常にアップし続ける必要なんてありませんでした。それなりに大きな規模の会社に入社してしまえば、若さと収入は反比例関係です。
けれど神話が崩壊しつつある今は、そうもいきません。基本的には若さとお肌のハリと収入は比例関係。年を重ねるにつれてどんどん下降していきます。お肌の下降を引き止めるために女性が肌の手入れをせっせとするように、収入の下降を引き止めるために自身の稼ぎ力アップのための努力をせっせとしなければいけません。そのためにもシナリオ作りの能力を磨くのは不可欠です。
さまざまな情報から社会の変化を捉え、そこから自分が利するためのシナリオ作りをするには、いわゆるビジネス・ナレッジ(business knowledge)が必要です。
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