1.保険選びの新基準―「安全性」
桜が“散り際の美”を見せてくれるこの時期、オフィス街でしばしば目にするのが新入社員の大移動。引率の社員の後を小走り気味に追いかける姿は、修学旅行さながらです。
新人研修を受けた後、彼らは各場所に配属されるわけですが、例年、その時分から昼休みのオフィスにどこからか甘い香りのそよ風が漂ってくるようになります。「外で何かの花が咲いているのかな?」と窓のほうを眺めて見るも、高層ビルの中にあるオフィスの窓が開いているはずもなく、「はて?気のせいか。最近疲れているのかな?」で終了。この現象、毎年4月の終わりから5月いっぱいまで発生します。
甘い香りの正体は、昼休みのオフィスの中を駆け回る、生命保険会社の女性営業部隊がつけている香水の数々。限られた時間内で多くの見込み客と接触しようとする彼女たちは自然に小走りになり、結果、彼女たちの香水拡散率は通常より高くなるわけです。
ということで、この時期マホのところには保険相談がいつも以上に寄せられます。保険の加入を思い立ったのはいいけれど、新入社員を惑わすのが商品の数の多さ。特約と単体の違いも分かりません。そんな時多くの人が頼るのがマネー誌の情報。けれどマネー誌には商品の詳細なデータが載っているばかり。判断の基準を持たない消費者にとってはかえって混乱を招くだけです。
「保険を選ぶ際、何を基準に選べばいいのでしょうか?」 こんな当たり前なことについて悩んでいる消費者は意外に多いものです。
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