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講師紹介


渋井真帆
(しぶいまほ)

1971年生まれのB型。茨城県出身。現在、金銭教育コーディネーターとして間接・直接両金融分野の実務経験を活かし、講演・セミナーや雑誌等への執筆を中心に消費者へのマネー・リテラシーを啓蒙中。また20代〜40代女性を対象に金銭・投資教育、キャリアアップ支援のためのマネースクール「女のたしなみマネー塾」の主宰も務める。現在夫と2人暮らし。趣味はダイビング、ゴルフ、女性の歴史本購読。





 
■ 第30回
 クル―ジング経済学の投資スタイル  
 

1.「稼ぎ力」を上げる

 ビジネス道場の皆さん、こんにちは!だいぶ春めいてきましたね。随分寄り道をしてしまいましたが、そろそろ本スジの“株式”に戻りたいと思います。

 季節の移り変わりとはウラハラに、株式市場は相変わらず冬まっさかり。だから、「今ドキ株式について学んでも意味ないのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。さらに、現在はデフレ。すなわち「日々お金の価値があがって、モノの価値が下がる」時代。ならば「下手に投資なんかしないで、現金で持っていれば十分」という考え方が合理的ともいえます。

 それにもかかわらずなぜ株式の話をするのかといえば…社会保険の負担増で手取りが減ったり、公的年金の将来が暗かったりと、混沌とする世の中。そんな時代に考えたいのは、何だかんだ言って「稼ぎ力」を上げること。節約だって限界があるし、投資にはリスクがあります。そもそも投資でお金を殖やそうと思っても、キャッシュが有り余っている人ならばともかく、大半の人は収入から貯めたお金のうちの余裕資金で投資するはず。投資資金、これをタネ銭(セン)といいますが、収入が減ってしまってはタネ銭もままなりません。

 稼ぎ力をUPさせるためにはどうしたらいい?もちろん、資格や専門スキルも大切。けれどせっかく時間とお金と労力を費やして身に付けたこれらのテクニカルスキルも、実際のビジネスの場で活かせなければ意味なし。そうならないためにも、ビジネスの場、つまり世の中の仕組みを知ることは不可欠であり、そもそも世の中の仕組みを知らずに生きようとするのは「K−1のリングに目隠しして上がるようなもの」(このセリフ、何度目かナ?)。そして世の中の仕組みを知るためには、投資で実践的に勉強することが一番の近道というわけです。

 デフレ時代の投資は、儲けるためという目的はもちろん、世の中の仕組みを知って稼ぎ力をUPさせるという目的もあるのです。


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