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講師紹介


渋井真帆
(しぶいまほ)

1971年生まれのB型。茨城県出身。現在、金銭教育コーディネーターとして間接・直接両金融分野の実務経験を活かし、講演・セミナーや雑誌等への執筆を中心に消費者へのマネー・リテラシーを啓蒙中。また20代〜40代女性を対象に金銭・投資教育、キャリアアップ支援のためのマネースクール「女のたしなみマネー塾」の主宰も務める。現在夫と2人暮らし。趣味はダイビング、ゴルフ、女性の歴史本購読。





 
■ 第32回
 株価はどうやって決まるの?  
 

1.“比較”って?

 前回、株価形成に関する理論は数あれど、基本的には株価は“比較”のなかで成立するものだと言いました。
 “比較”といってもどのような比較があるのでしょうか?大きく分けて下記の3つの視点が存在します。

(1) 他社比較
(2) 時系列比較
(3) 計画・実績比較

 決算書について勉強したことがある人ならばすぐにピンときたと思いますが企業を財務比較する時のポイントと同じです。エッ?ピンとこなかった?ということは、あなたは決算書の“用語”について単に勉強しただけで、“読みこなす”ための勉強はしていませんね。それではせっかくの知識も“使えない”ということです。機会があれば“読みこなす”ための勉強をしてみてください。勉強のヒントについてメルマガで触れておきます。

 株価形成の外部要因と内部要因に対するこの3つの視点からの比較、それに人間の欲望や思惑、需給環境が相互に関連しあって株価は形成されるといえます。さらに株価を形成する各ファクターがさまざまな要因から影響を受けるという事実も見逃せません。

 例えば金利。金利は代表的な外部要因で、一般的に、金利が上昇すれば株価は下落し、金利が低下すれば株価は上昇するといわれています。具体的なメカニズムについては、以前メルマガでお話したので省きますが、インフレやデフレ、国債の発行残高など金利に影響を与える要因は数多く存在します。ちなみにどんな要因が各ファクターにどのような影響を与えるかについて学びたいと思うならば、今のところ日経新聞に勝る教材はありません。たまに「日経新聞に書いてある情報はアテにならない」と憤る声を耳にしますが、それは日経新聞を情報源だと思っているから。「株価の形成ファクターについて、どんな要因がどのような影響を与えるのか」を知るための教材だと思えば、気にもなりません。スーパーのチラシが入っていないとか、他紙に比較して購読料が高いという指摘もありますが、教材だとすれば妥当ともいえます。

 

 


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