1.口座開設の手続き
株価の形成についてお話をしてきました。ところでいきなり証券会社に電話して「ソニー株を100株買ってください」と注文しても、取引を始められるわけではないのでご注意を。
株式投資を行うには、取引をしたいと思う証券会社に証券総合口座を開設する必要がりあります。この口座は銀行の預金口座と違って、公共料金支払などの決済機能はありません。証券会社とあなたが取引をするためだけの目的でつくられる口座のことです。
証券総合口座を開くには、手っ取り早いのが証券会社の窓口を訪れる方法。この場合お金さえ持っていけば、口座開設と同時に早速株の取引もできます。口座開設をするには身分を証明できるもの(運転免許証、健康保険証、住民票など)と印鑑が必要です。印鑑は実印でなくてもOKで、直ぐに取引をする場合は取引の資金も必要です。通常株取引の代金は、取引のあった日から数えて4営業日目までに支払えばいいのですが、初回〜3回目くらいまでは申し込み時に代金を支払うケースが多いです。
また、最近ではインターネットや電話でも口座開設手続きができます。インターネットや電話での口座開設は窓口での手続きよりも少しだけ手間がかかるし、直ぐに取引開始とはいかないけれど、自分の好きな時間に手続きできるのが魅力です。しかもインターネットなら24時間手続き可能です。
インターネットで口座開設をする場合は、口座を開きたい証券会社のホームページを開き、「かんたん口座開設」とか「はじめての方へ」、「口座開設のお申し込みの方はこちら」といった箇所をクリックします。指示にしたがって自分の住所や氏名などの情報を入力して送信すれば2〜3日ぐらいで口座開設の申込書一式が送られてきます。インターネットで送信しただけでは手続きは終了しているわけではないのでご注意ください。申込書類一式を返送して1週間くらい経つと「新規口座開設のお知らせ」というメールが届きます。電子メールから2〜3日遅れて郵便で口座開設申込書の控えが送られてきます。これにて口座開設完了。インターネット株取引が可能になります。
ネット株取引ができるようになったのが嬉しくて、つい周囲の人に取引画面を見せている人もいますがこれは考えもの。ログインするためのパスワードを他人に教えたり見られたりするのを避けるのは、トラブル回避のお約束です。
口座開設って聞くと何だかムズカシそうだけど、要は「申込書を取り寄せる→必要事項に記入・捺印→本人確認資料(のコピー)を添付して提出する」の3段階。簡単ですよね。申込書の記入方法が分からなかったり、パソコンの操作が分からない時にはコールセンターに「分からなーい!!」とどんどん聞きましょう。
証券会社は男の人に似ています。自分のモノにするまでは、どんなワガママにも誠心誠意対応してくれます(男の人に限らず、女性だってそう)。だから「こんなこと聞いてしまって迷惑がられるかしら?」なんて遠慮はタブー。ここぞとばかりに質問しましょう。分厚い申込書とにらめっこしているより、聞いてしまったほうが時間の節約になります。それに、万が一コールセンターに電話してもなかなかつながらない、対応が不親切だということがあっても、申し込みする前ならばいくらでも止められます。口座開設申込書は婚姻届と同じ。判を押してしまったらそこまでです。ですからこの人(証券会社)って決める前に、ある程度わがままを言って誠実さを試してみるのもいいかも知れません。もちろん、証券会社の場合はフタマタ、ミマタもありです。
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