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講師紹介


渋井真帆
(しぶいまほ)

1971年生まれのB型。茨城県出身。現在、金銭教育コーディネーターとして間接・直接両金融分野の実務経験を活かし、講演・セミナーや雑誌等への執筆を中心に消費者へのマネー・リテラシーを啓蒙中。また20代〜40代女性を対象に金銭・投資教育、キャリアアップ支援のためのマネースクール「女のたしなみマネー塾」の主宰も務める。現在夫と2人暮らし。趣味はダイビング、ゴルフ、女性の歴史本購読。





 
■ 第43回
 株式銘柄選定プロセス 7
  STEP5 セクターを理解する
  (3)輸出依存度(為替に敏感に反応する業界or反応しない業界?)
  (4)海外売上高依存度
  (5)景気に敏感に反応する業界orしない業界?
 
 

1.上の(3)(4)(5)に気をつけるわけ

 気になる会社が属するセクターの生産過程において何に1番コストがかかっているのかを明らかにしたら、次はそのセクターの輸出依存度や海外売上高依存度、さらには景気から受ける影響度などを把握します。
 なぜそんなことを気にするのかって?
株価は短期的に見れば需給関係、すなわち売り圧力と買い圧力どちらが大きいかで決まりますが、長期的にはその企業の業績、成長性に集約します。けれどある企業の業績がいいのか悪いのかなんてことは、フタを開けてみなければ分かりません。つまり決算発表の時まで本当のことは分かりません。決算の内容は前期の決算発表時に出した業績予想通りなのか?予想に達しなかったのか?それとも予想を大幅に上回るのか?マーケットの関係者にとって大いに気になることです。

 もし業績が予想を大幅に上回っていたら?しかもその情報にまだ多くの人が気付いていなかったとしたら?これは儲けるチャンスです。だからマーケットには企業の業績にまつわる情報が数多く飛び交っています。この情報をゲットして投資活動に役立てようとするのも結構ですが、マーケットを飛び交う情報は正誤入り乱れているもの。万が一誤っている情報を手にして行動したら、目もあてられません。さらに、マーケットには頭のいい人種がいて、自分たちが利するためにわざわざ自分たちに都合のいい情報を流したりします。
 仕手戦がそのいい例でしょうか。困ったことに、頭のいい人種は政治家や官僚、有名経済評論家、マスコミ関係者、企業の経営者、証券会社の支店長など広い分野のお友達を持っています。そのお友達たちも頭のいい友人のために、人肌脱ぎます。頭のいい人種のために情報に信憑性を与えたり、広める手伝いをしてくれるのです。皆さん立派な方だけあって、とにかく友人想いです。
 そのため何も知らない無邪気な権威主義者ほどこうした情報に飛びつき、まんまと「頭のいい人種とその愉快な仲間たち」のフトコロを潤わせてあげる結果に陥ります。無論、その代わり無邪気な権威主義者のフトコロは寒々しいものになることは言うまでもありません。

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