2.まずは体質改善するのが先決です
けれど安心してください。この二極化時代はまだ始まったばかりです。幸いにもほとんどの人はこの変化に気付いていません。今から対策を始めてもまだ、『手遅れ』にはならないのです。今のうちに『持てる者』になってしまえばいいだけの話です。
『持てる者』といっても大富豪にならなくてはいけないという意味ではありません。お金に翻弄されずに、自分の人生を自分の満足するよう送るため、つまり「自分の人生のイニシアチブを常に自分がキープできるくらいのお金」くらいは持つようにしましょうという意味です。
さて、どのくらいのお金が必要かといえば、それは本人次第です。ところが、いくら必要なのか分からないという相談を、私はよく受けます。分からないのはお金オンチが染みついているからです。そういった人はまずは「お金オンチ」から「お金が身につく体質」に体質改善するのが先決。『持てる者』になる具体的なスキルを身に付けるのはその後です。けれど多くの日本人がそこのところに気付いていないのが現実です。
3.お金で笑う人と泣く人には差がある
私の手元には、銀行、百貨店、証券会社で働く中で出会った、お金に好かれる人、嫌われる人のデータや、彼らに直接インタビューした時に聞いたことをメモした「お金のノート」があります。今では10冊ほどになったこのノートには、投資からビジネスまでお金に関わるさまざまなことが書き込まれています。投資をする時も、会社の立ち上げのため出資者からお金を集めた時も、販路を開拓した時も、そして今でもこのノートに書いてあるうまくいった人のパターンを参考にすると、やはりうまくいきます。一方、うまくいかないなあと思ってこのノートを見直してみると、自分のやっていることは失敗した人がとった行動であったり、思考パターンであったりして思わず失笑することがあります。
ある時、10冊あるノートのうち数冊を使って、うまくいった人とそうでなかった人の行動を分類してみました。その結果分かったことは、出会ったお金でうまくいった人を見ていると、彼らは例外なくお金に関してたくさんの知識を持っているとは限りませんでした。けれど例外なく独特の習慣を持ち、普通の人とは違った生き方をしていることに気付かされました。それは、買い物の仕方だったり、人との接し方、ビジネスや投資のやり方だったりします。その差が、お金に苦労する苦しい人生と、お金のことを考えなくても好きなことを自由にできる違いを作ります。その差を知らない人々がお金に嫌われる人々というわけです。
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