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講師紹介


渋井真帆
(しぶいまほ)

1971年生まれのB型。茨城県出身。現在、金銭教育コーディネーターとして間接・直接両金融分野の実務経験を活かし、講演・セミナーや雑誌等への執筆を中心に消費者へのマネー・リテラシーを啓蒙中。また20代〜40代女性を対象に金銭・投資教育、キャリアアップ支援のためのマネースクール「女のたしなみマネー塾」の主宰も務める。現在夫と2人暮らし。趣味はダイビング、ゴルフ、女性の歴史本購読。





 
■ 第53回
 最終回 金融・経済 クルージング3カ条  
 


その2 道具の使いこなし方にはスタイルがあります。

 例えば、ひと口に株式投資や債券投資といっても、ファッションと同じようにさまざまなスタイルが存在します。
 株式投資の場合ならば、赤字続きで株価が100円を切っている企業の株を一発逆転狙いで買って儲けようとする投機的スタイルから、四六時中株価を追っかけて株価の変動の鞘を狙って儲けるもっと投機的スタイル(ファッションで言えばパンクあたりでしょうか)、さらには10年で10倍になると思われる銘柄を発掘して投資するスタイルから果ては100万円を100億円に殖やすスタイル(ただし相当時間がかかります)まで幾通りものスタイルが存在します。ここで「どれが1番なの?」と思うなかれ!投資はファッションと同じです。例えばスーツひとつとってもさまざまなスタイルがあるけれど、どれが1番優れているかではなく、その人の体型や雰囲気、ライフスタイル、さらにTPOに似合ったスタイルがその人にとってのBEST。投資も然り。自分の能力や知識、情報収集・分析にかけられる時間、性格にフィットしたスタイルを採用したほうが嬉しい結果を生むものです。

その3 使うタイミング、使う時期、道具を変える時期を見抜く判断力を養いましょう!

 「ずばり、何を買ったら儲かるのでしょうか?株ですか?投資信託ですか?それとも何か特別なもの?」 そんな“おとぼけ”質問に対して、マホは必ず「逃げ遅れる人は何を買っても損します。」と答えます。そもそも、ほとんどの金融商品は「こうやって運用すれば利益を得ることができるぞ!」という確信のもとに設計されています。そうはいっても、“環境”という波によって各商品が抱えているリスクが顕在化した時には、残念ながら元本割れが発生します。とはいえ、リスクが顕在化した初期の時点でその商品を売却して資金を回避させることができれば、“損をする”という憂き目に遭わずに済みます。逆に逃げ遅れてしまった人は、トホホの海へ沈むことに…。

 例えば投資信託。投資家から集めた資金を国内外の株や債券に分散運用する商品ですが、どの金融商品に資金を振り向けるかによって、抱えるリスクが違ってきます。つまり運用先が明らかになればリスクも明らかになり、そうなれば、どんなニュースやデータに注意していれば逃げ時を逃さないで済むかも明らかになるというわけです。この辺りのことを明らかにしないで投信を買う人…結構多くありませんか(笑)?


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