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講師紹介


渋井真帆
(しぶいまほ)

1971年生まれのB型。茨城県出身。現在、金銭教育コーディネーターとして間接・直接両金融分野の実務経験を活かし、講演・セミナーや雑誌等への執筆を中心に消費者へのマネー・リテラシーを啓蒙中。また20代〜40代女性を対象に金銭・投資教育、キャリアアップ支援のためのマネースクール「女のたしなみマネー塾」の主宰も務める。現在夫と2人暮らし。趣味はダイビング、ゴルフ、女性の歴史本購読。






 
■ 第9回
 マネーリテラシーの必要性  
 

1.金融商品は道具

 1950年代から1980年代後半までわたしたちを導いてくれたあの政・官・財三位一体構造は、国際化・IT化がもたらした環境変化のためにもはや機能しなくなっています。

 こうした環境変化は日本人に自己責任時代をもたらし、自助努力を迫りました。その結果多くの日本人が生活防衛のため資産運用に携わざるを得なくっています。

 そう聞くといきなりネットで株式取引を始めてしまったり、マネー誌を買い込みデータ比較に精を出す人が現れます。こういう物事の段取りを無視して行動するタイプは、残念ながら投資で笑う人にはなれません。

 金融商品は道具です。例えば投資用の金融商品は、お金を儲けるための道具です。そして、どんなに素晴らしい道具でも使い方次第で結果に変化が出るもの。投資で笑う人になるためには、この道具の使いこなし方をマスターすることが先決です。

 別の言い方をすれば、金融商品は香水に似ています。どんなにいい香りのする香水でも、つけ方を間違えたら自分にも周囲にも悲劇を撒き散らすという点は、株や投資信託などのリスクのある金融商品と共通しています。

 香水は含まれる香料や濃度、香りのイメージによっていくつかにカテゴライズ(分類)されます。そしてそのカテゴリーごとに最適なつける場所や量が変化します。金融商品も同様。株式、投資信託、社債、外貨預金etc.各商品ごとに最適な使いこなし方が存在します。商品だけではありません。金融機関、金融のプロだって使いこなし方次第で結果はずいぶん変わってきます。

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