2.目的を決める!
期待収益や投資スタイルの話は後日改めて詳しくお話したいと思います。けれどこれらを明確にするには、何はともあれ「目的」を決めなければ話が始まりません。
キャプテン・マホがしばしば証券会社で遭遇したのが「儲かるのはどれ?」といきなり聞いてくる、目に「欲のウロコ」をいっぱい貼り付けた人々。そんな人の末路は、良くて金融機関にハメコミをされるか、運が悪ければ悪徳金融業者に引っかかってなけなしのお金をパーにしてしまうこともありです。本人たちは「騙された!」と大騒ぎですが、逆に「欲のウロコ」が目に貼り付いていない人から見れば「常識があればひっかからないだろう」という話ばかり。投資で笑いたければ、目から「欲のウロコ」を落としてから投資に挑戦するべきです。
欲のウロコを落とすには、目的を考えるのが1番です。投資目的を考えるには、2つのステップが必要です。まずは、夢を決めるステップ。楽しい老後のためでもいい、マイホーム取得のためでもいい、海外留学のためや独立開業や起業のためでもいいですから、お金をつくって叶えたい夢を明確にします。そして次のステップで夢の実現資金額を明確にします。
例えば「豊かな老後」という夢を実現するためにはいくら必要でしょうか?総務庁の家計調査(平成13年度)によれば、60〜69歳以上の世帯の1ヶ月の消費支出は平均で約25万7千円です。65歳以上でみれば約22万円となっています。日本の平均寿命は年々伸びており、60歳の定年から夫婦2人で25年間生きることもザラです。例えば月約26万円の生活費で、60歳の定年から夫婦2人で25年間生きるとすれば、単純計算で総額7800万円も必要になります。ただしこの金額は、70歳や80歳になっても毎日元気ハツラツで、ある朝気付いてみたら眠るように死んでいた、などという人生を送れた場合の話です。嫌な話ですが、誰もがそんな幸福を手に入れられるとは限りません。介護を受けたり、病院のお世話になるケースがほとんどです。
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