ビジネスお役立ち資格集
 事務職系、営業・販売系、クリエイティブ系、スペシャリスト系、その他

各種ビジネスマナー集
 入門者から上級者まで

各種ビジネス文例集
 すぐに使える例文が150以上!

ビジネスキーワード集
 経営戦略、組織、人事、社会、経済など

リンクについて

●QuickTimeの基本設定について





ちず丸へGO!






 

 




 
案内人紹介


鳥塚ルミ子
(とりづかるみこ)

1972年生まれのB型。埼玉県出身。リフレクソロジーに自分の可能性を賭け、2000年7月ニュージーランドへ渡航。現在、オセアニアにリフレクソロジーサロン「Rumikoの部屋」3店経営。その他、海外研修のプログラムや、英語を学びながらリフレクソロジーを学びたい人向けの様々なプログラムの企画・運営をしている。



http://www.rumiko.co.nz


   ■第6回 ニュージーランド     
 

【生活編】
『マオリ』

 ニュージーランドにとって、先住民であるマオリの生活や歴史や文化は切っても切り離せないものです。
 こちらでは生活の様々なところにマオリの文化が見られます。例えばニュージーランド航空のシンボルマークはマオリ独特の意匠から取られていますし、また有名なラグビー・ナショナルチーム・オールブラックスの試合前の踊りもマオリの「ハカ」というものです。これは胸を叩きながら大きな声で「カマテ、カマテ」と叫び、目を見開き、舌を突き出して振るわせ、相手を威嚇する戦闘の時の踊りです。マオリを知ることはニュージーランドを知ることの出発点であると言えます。

 ヨーロッパ人がニュージーランドに住むマオリと接触する以前に、マオリの人達がどのような歴史をこの国に築いてきたのか、その資料は何1つ残っていません。なぜなら彼らは文字を持たない民族だったからです。しかしながらヨーロッパの文化が持ち込まれる前のマオリ独特の文化は、広大なポリネシアの文化圏の中でも、最も高度で洗練されたものだったと言われています。

 ファカイロ(彫刻)、ラランガ(織物)、モコ(入れ墨)、ワイアタ(歌)、ハカ(踊り)など、いずれも自然との共生を軸とした独特の生活様式の中から生まれています。ファカイロ(彫刻)、モコ(入れ墨)には、見事な螺旋模様や曲線模様が見られ、実際に魂が込められているような印象を受けます。

 またワイアタ(歌)の多くは歴史や神話、ときには優しい恋物語が美しく盛り込まれています。こういったことからも、文字を持たなかった彼らにとって、文化、歴史を子孫に残すための唯一の表現手段でもあったことが分かります。
  それを裏付けるように、マオリの人達は先祖に対する深い尊敬と敬慕の念を持っていて、何世代も前の先祖の名前や、自分が属している部族の歴史について語ることができるそうです。そして、祖先から受け継いだ財産、グリーンストンと呼ばれるヒスイのネックレスは親から子へ引き継がれていくそうです。


 マオリのこういった文化も、白人の入植者たちによって、先祖代々受け継いできた神聖な土地を奪われ、マイノリティーとしての生活を余儀なくされたマオリと共に消えかけていました。しかしながら1970年代の国を挙げたマオリ文化復興の風潮で、息を吹き返しました。ただ現在でも、依然として様々な問題が横たわっており、今後も火種は残っているようです。

 調べていくと非常に興味深いことがたくさん出てきます。例えばコンパスなど無く、白人が入植してくるよりはるか大昔に、いかだの船で何千?も離れたニュージーランドへ、それもそこにニュージーランドがあるということを知っていて入植するために航海してきたことや、また北海道のアイヌ人と同じ言葉があったりすることなど、不思議な話がたくさんあって面白いです。 私は以前興味を持って勉強のため博物館に行ったことがあるのですが、そこに行くとマオリの文化だけで一フロアを使っていて、じっくり見ていると丸1日かかるほど大きく展示されています。

 マオリの文化施設等はこの国のあちこちにあるので、観光でニュージーランドに来ても、自然だけでなく自然と共生して生きてきたマオリという民族のことも学んで帰れると思います。



執筆:ルミ部屋黒一点の盛田

観光編生活編Rumikoの部屋インターンシップ募集


 



掲載の記事・写真・イラストなどの全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。
Copyright 2005 Global-eye Co.,Ltd all rights reserved.