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【観光編】
『オーストラリア〜癒しのジャングル』
ゴールドコーストと聞くと、最初に何を思い浮かべるでしょうか?南北に70キロも続く美しい海岸線でしょうか?サーフィンを思い浮かべられる方も多いでしょう。ゴールドコーストを訪れたほとんどの人達が、海水浴やマリンスポーツを楽しんだり、ビーチのお散歩を楽しんだりしています。ですが、ゴールドコーストの魅力は「海」だけではありません。地元では、ヒンターランドと呼ばれている内陸部、つまり「山」にも見どころがたくさんあります。
サーファーズパラダイスから車で50分〜1時間くらいで訪れる事が出来るところに、世界遺産にも登録されているジャングルがあります。世界遺産とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)によって、人類の保護すべき価値ある遺産として認定されたもののことです。現在オーストラリアでは、14の地域が世界遺産に認定されています。その中で今日ご紹介するのが、中東部オーストラリア熱帯雨林帯です。
この一部にある、スプリングブルック国立公園に目を向けてみたいと思います。
スプリングブルックというのは、泉の湧き出るところという意味があるようです。その意味の通り、ネラング川というゴールドコーストを潤している川の水源にあたります。オーストラリアの地名の中には、英語ではなく先住民のアボリジニの方の言葉が使われているところがたくさんあります。ネラングというのは、「シャベルのような鼻を持ったサメ」という意味があるそうです。
国立公園内の一角にあるナチュラルブリッジには、ジャングルが広がっています。木がうっそうと茂るジャングルの中に、約1キロメートルの遊歩道が敷かれていて、気軽に散策を楽しむ事が出来ます。散策していくと、珍しい植物や動物たちに出会う事ができますが、オーストラリアに生息する動物のほとんどが夜行性なので、日中は寝ていることが多いようです。散策路を半分くらい進んでいくと、洞窟へと出ていきます。この洞窟がナチュラルブリッジの名前の由来となっています。ナチュラルブリッジ、つまり自然にできた橋という意味がありますが、この辺りの地形は、上が固い岩、下が柔らかい火山性の地層と二層からなっています。多量の水の力によって下の柔らかい地層が押し流され、残された上の岩の部分がアーチ状になり、自然の力でできた橋ということで、ナチュラルブリッジと呼ばれています。地元の方の間では、ナチュラルアーチと呼ばれるそうです。
また、ここナチュラルブリッジは、オーストラリア最大の土ぼたるの生息地としても知られています。土ぼたるは、正式名をグロウワームという虫で、グロウは光る、ワームはみみずのようなという意味です。幼虫時期がみみずのような形をしていることからそう名づけられています。土ぼたるは夜になると青白く神秘的な光を放っていて、特に洞窟内での光は、まるで星空を見ているかのようです。
ナチュラルブリッジを日中に訪れて、ジャングルの木々や緑の豊かさを味わったり、真っ暗な夜のジャングルを懐中電灯片手に訪れ、夜行性動物や土ぼたるの光に心を打たれたりと、きっとそこには、癒しの空間が広がっているはずです。
オーストラリアの自然を目で見て、鳥や動物たちの声を耳で聴き、草木のにおいを嗅ぎ、自分の足でジャングルを散策していけば、普段の生活の忙しさやストレスなんてどこかにとんでいってしまうでしょう。
癒しの方法はたくさんありますが、オーストラリアの自然の中で心や体を癒してみてはいかがでしょうか?
執筆:ゴールドコースト店 AYA