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■ 第8回 |
文法にも、初級レベルから上級レベルまである |
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前回に引き続き、今回も文法のお話をしたいと思います。
私は、文法の勉強を避け続けたまま海外に行き、特に問題なく過ごしていました。
その経験から言えることは、最低限中学校の文法で大丈夫、ということです。
私がその程度の文法能力で最初に海外に行ったからです。
その後社会人になり、海外事業部に配属になりました。そこでも文法はあまり勉強しませんでした。
文章の組み立てよりも、その仕事に関する専門用語であったり、相手とのコミュニケーション能力であったりが大事になってくるからです。
文法にはほとんど触れずに生きてきましたが、今は文法書を読めばそれなりに理解できるのではないかと思っています(それでも勉強はしようとは思いませんけどね!)。
つくづく思うのは、
★文法の内容にも、初級レベルから上級レベルまである。
ということです。文法の参考書、またはTOEICの問題集でもいいでしょう。目次を見ると、きれいに隅から隅までひと通りの文法を解説し、そしてそれぞれに関した問題を載せています。
やはり1冊の参考書に、ひと通り入れてしまうんでしょうね。
ここがいけないところだと思うんです。
もし私が実践に役立つ英語の参考書を作るとしたら、「難しすぎる」文法の部分はどんどん削っていくでしょう。
例えば「仮定法」や「過去完了」という分野。これは上級に属します。
分からない人は飛ばせばいいと思います。
日本語でも、多くの日本人が犯しているミス、なんてのもありますよね。ああいったものが、「上級レベルの言葉」です。
例によって、ちょっと日本語に置き換えて考えてみましょう。
日本語を勉強している外国の人が、間違えて使ってしまった日本語、というのを想像して書いてみます。
『私わ日本語を勉強しています』
『昨日、浅草に遊びに行ったものです』
『僕の友だちは、日本を3年前、来ました』
こういったミスをして話している外国人がいたとして、そのミスで悩んでいたらあなたはどうアドバイスしますか?
「十分上手だよ。意味が通じているから、細かいことはどうでもいいよ!」
って言いたくなりませんか?
例えば、
wouldやshould、mightの違いを、日本語の解説を読んで理解するのは難解です。
あとまわしにすればいいと思うんです。学習を続けるうちに、なんとなく感覚で分かってくるはずです。
例えば、
probablyやmaybe、willの確実性がそれぞれ何%か、なんてことは、勉強してるうちに見えてきます。
その労力を、別のことに使いましょう。
例えば、
仮定法は難しいです。「○○しておけば、今頃△△だったのに…」なんて文章は、ビジネスではあまりお目にかかりません。
だいたい、こんなのは愚痴以外の何ものでもありません。愚痴らないビジネスパーソンになりましょう。
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ただ、どれがとりあえず必要で、どれがあとまわしでいいか。これが分かるのは、ある程度英語ができるようになってから、です。
にわとりが先か、卵が先か、の議論になってきましたね。
じゃあ、どうするか。
★読んで分かるところだけ、でいい
のです。
「分からない、あー、嫌になってきた」そう思ったら、すぐにその部分は無視して下さい。
分かるところだけ理解して進んでいけばどうなるか。そう、それらが、あなたの英語の「核」になるんです。
そうですね、とりあえずの到達レベルは、『中学校の文法のうち、分かるもの』としておきましょう!
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