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1.名刺は相手のモノ
名刺に営業促進の効果を持たせようとするとき、名刺は誰のものかというと、それは、それを手渡す相手のモノだと思う。だから、相手にとっての「トク」「ラク」「ベンリ」「オモシロイ」という営業促進に必須の条件を満たしている必要がある。
(1)ここで言う「トク」は相手に対してあなたが与えることのできるメリットを記しておくことである。私の場合は「営業促進・販売促進」のコンサルタントなのだから、「私はあなたの売上アップのお手伝いができます」といった相手に与えることができるメリットを記してある。要するに「私と付き合うときっとトクしますよ」と言っている訳だ。
(2)ここで言う「ラク」は渡す人の年齢を考えてらくに読めるような字の大きさと配列の工夫が必要だということである。私の名刺では50代以上の方を想定し、その年代がアクセスのために1番利用しやすい電話番号をワードのフォントサイズの14位で太字にしている。実に読みやすいと評判だ。
(3)ここで言う「ベンリ」は文字通り相手にとって便利な紙面に工夫するということであり、相手が注文や社への訪問が便利であるように簡単な価格体系や簡易な地図を入れる等することである。私の名刺ではコンサルタントという価格のわかり難い職種だから、その辺を明確に記すようにしてから依頼が急増した。
(4)ここで言う「オモシロイ」とは相手の興味と関心に応えることである。人は人に興味を感じる。だから私は似顔絵を使って私という者をやや面白おかしく表現している。そのおかげで私の、きつくてとっつきにくい、感じの悪い印象をかなりの程度に緩和する効果を発揮している。
しかし、多くの人が名刺は自分のモノだと勘違いしている。そうした名刺の多くは自分の立場からだけでつくられており、格好は良いけれど、名刺を受け取った相手からすると実に読み難く、面白く無く、印象に残り難い。
名刺は渡した相手のモノであり、相手のために制作されたもの以外は営業的な役には立たないのである。
もう一度、あなたの名刺を受け取るだろうと想像される相手の立場にたって見直してみると良い。そして、相手に対して「トク」「ラク」「ベンリ」「オモシロイ」名刺が作れれば名刺は最強の営業促進ツールの1つに生まれ変わる。
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