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そして又も、「そうそう、この間は、仙台に行きましてね。お得意先様から例の楽天の携帯ストラップをいただいたんですよ。3つあるから、1つおすそ分けということでどうぞ」と袋に入った携帯ストラップを渡した。今度も「また、寄せてもらいます」と一言を残して爽やかに去って行く。
※3つしかない中の1つということで価値観は上がる。こんな些細な気配りが相手を取り込む大きなポイントになる。
そして5日過ぎた翌週に又も出かけた。連続的な営業攻勢で見ようによってはかなりしつこい。しかし、相手の受付嬢はしつこいとは感じている様子がない。
Aさんは又も「どうも、なんどもお邪魔しちゃって。ところでパンフは見てもらえましたか」と問いかける。
受付嬢は「ええ、見ました、でも私では分かりませんから○○課長に届けておきました」と言ってくれた。
※しめた。ここまで来たら「馬は射た」
「どうも、ありがとうございます。ところで、○○さん今日はいらっしゃいますか」とAさんが尋ねると。
「今日は居ります。連絡をとってみます。少々、お待ち下さい」そして、受付嬢が社内電話をとった。
すこし間を置いて「それでは2階の方へどうぞ」と言うことになった。
やがて、○○課長と何度か会ううちに成約となった。
そして○○課長が成約の時につぶやいた一言は「受付の○○君が何度も見てくれというもんだから、パンフを拝見し、結局貴方に会うことになった。君は受付嬢を味方につけたということだ。たいしたんもんだ」
「営業は爽やかにしつこく」これがAさんのモットーだ。
嫌な奴が立て続けに来たらしつこいということになるが、爽やかな人ならしつこいということにはならない。
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