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講師紹介


大木ヒロシ(おおきひろし)

ジャイロ流通研究所・所長。「商業界」「ファッション販売」などで執筆多数。現場取材を中心にした講演は具体性が高く、実効性が高い。講演回数は年間150回を超える超人気コンサルタント。大手企業から中小商店までの数多い成功事例を持つ。日本商業コンサルタント協会専務理事。

【質問はこちらまで】
monday@bizdo.jp


 
 ■第16回
 『アフター営業の勧め』
 
 

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2.お客は買ってからが勝負だと思っている

 お客はその製品なりサービスに支払った対価以上の価値を感じ得たとき、「あの人から買って良かった」と思うのであり、この「良かった」が再購入を強く動機付け、次ぎの営業の成功を約束する。それが、固定客化の第1歩ともなる。

 そして、「良かった」という思いと同時に再購買意欲が動機づけられるのは、お客自らが購入した商品・製品・サービスの使用中もしくは使用後に限られる。

 要するに、お客にとっては買ってからが問題であり、いわばアフター対応こそが重要なのである。然るに、大半の営業マンは売る事にのみ血道を上げており、お客の本音をつかみ損ねているのだ。営業マンは「売るまでが勝負」だと思っているのに対して、お客は「買ってからが勝負」だと考えている。この両者のギャップが再購買を難しいものにしているのである。

 先の号で、お客との人間関係構築のポイントとしてA.B.C.の対応について述べたが、サービスにおいてもA.B.C.の対応が重要だ。

 Aはafterのことであり、事後のサービス対応の如何によって顧客の固定化が決まる。

 Bはbeforeであり、事前の告知を中心にした解説や説明等におけるサービスの発揮を指している。

 Cはcommunicationのことで営業段階での接遇的サービスである。

 甚だ効率の悪いザル型営業から、お客を確実に取り込み続けることのできる堅牢バケツ型営業に変えるには、A.B.C.サービス対応の中でもAのアフターサービスの高度化がキーになる。

 アフターサービスのポイントは購入後のお客の立場にたって、購入していただいた商品・製品・サービスの使用状況の確認から始まる。そして、その使用状況に応じて適切なアドバイスや情報提供を行うことである。

 アフターサービスは次の購入を動機付けるためのビフォアサービスであると思って良く、次の営業アプローチであり、アフターサービスとはアフター営業であると心がけたい。

 

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