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『YTT分析手法』
「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉がある。これは世の中の気分を歌い込んだ歌はヒットし、そのヒット曲に世の流れは促されるといったような意味であろう。
キャンペーンやイベントの企画も歌と同様で世の中の気分というか時代の空気といったようなものを反映できればヒットは確実になる。
企画の成否は時期と時代の空気の掴み方にかかっているといっても過言ではないように思える。
YTT分析という手法がある。イエスタディー(昨日)ツディー(今日)そしてツモロー(明日)の頭文字をとったものである。
要するに、昨日(過去)の状況と今日(現在)の状況とを引き比べて明日(未来)を予想することで未来への対応を的確なものにするという訳だ。
このYTT手法を企画立案に応用してみよう。去年の9月第2週の出来事と現在の状況を比べて見ることで今年の9月第2週の企画対応を工夫して見たい。
■昨年2004年9月8日〜14日「●印は記念日」「※印は企画アイデア」
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9月8日(水)
● 国際識字デー「1965年の世界文相会議で、イラクのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に回すよう提案したことが由来」
※識字デーに関連して「読めますかこの漢字」といったクイズ企画が面白い。
● 聖母誕生際「カトリックの祝日で、聖母マリアの誕生を祝う日」
※世界のマリア像写真展等の企画もある。
プロ野球界ではオリックスと近鉄の合併凍結を求めて労働組合であるプロ野球選手会がストライキも辞さぬ構えを見せた。世論はスト支持が48%に上り選手会に対する理解の高さを見せた。
台風18号が列島を縦断する形になり台風被害が全国的に広がり死亡10、行方不明21人の惨事となった。
経済関連では、松下電器が「アテネ五輪商戦」での圧勝(前年比4.5倍の売上を記録)をバネに前向きの年末PR計画を発表。デジタル家電が受けに入った。※「アテネの興奮をもう一度」ということでビデオ放映や写真展企画が効果的。
(2)9月9日(木)
● 救急の日「救急医療業務に対する国民の理解と認識を高めるとともに、救急医療の一層の充実を進める」ことを主旨に厚生労働省により制定された。
※「確認しましょう家庭の救急箱」といった企画で便利な救急キットの提案企画
● 重陽の節句(菊の節句) 「旧暦の9月9日の歳時。節句の1つ。宮中では酒に菊花を浮かべ楽しんだとも」
※「菊を飲む、菊を食べる」といった企画化もある。
「ダイエー・ロッテ」合併進展せず。「オリックス近鉄承認」等が新聞紙面を賑やわし、相変わらず野球界の動向に関心が向いている。
8月の景気ウオッチャーの報告によれば景況感は3.6ポイントの下落となっており、猛暑、五輪、台風で消費が減ったことが原因ではないかと見られた。
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